落穂拾い

小山清




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 便便

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「秋ふかき隣は何をする人ぞ」
 便便()姿()()便姿()()()()()()西()
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 ()()()()()()()()()()※(「禾+皆」、第4水準2-82-94)()()()()()()()()()()

夕日が傾き
村から日差しが消える時、
村から村へ暗がりを訴える
やさしい鐘の響が伝わってゆく。

まだ一つ、あの丘の上の鐘だけが
いつまでも黙っている。
だが今それは揺れ始める。
ああ、私のキルヒベルクの鐘が鳴っている。



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 歿()()()
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 ()()()()()()()()()()()()()()()姿
 調()()()()()()()
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底本:「落穂拾い・犬の生活」ちくま文庫、筑摩書房
   2013(平成25)年3月10日第1刷発行
底本の親本:「小山清全集」筑摩書房
   1999(平成11)年11月10日発行
初出:「新潮 第四十九巻第四号」新潮社
   1952(昭和27)年4月1日発行
※底本は、物を数える際や地名などに用いる「ヶ」(区点番号5-86)を、大振りにつくっています。
入力:kompass
校正:時雨
2017年9月24日作成
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。




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