スマートフォン向けWebサイト構築支援ツールを開発・販売するため、国内すべてのケータイ・スマートフォン・タブレットを所有している企業に勤める筆者が、サイト構築のハマリどころとも言えるノウハウを紹介する連載。今回は、CSS3になるまでの歴史、代表的な3つのCSS3モジュール、実装上の3つの注意点、OS/機種依存事例6選などを解説します。
<!DOCTYPE html> <html> <head> <meta charset="UTF-8"> <title>CSS TEST</title> <style type="text/css"> .blur-text { color: transparent; text-shadow: 0 0 2px rgba(0,0,0,0.5); } </style> </head> <body> <span class="blur-text">文字がぼやけて見えます。</span> </body> </html>
CSS仕様がまだワーキングドラフトの段階にあるような場合、ブラウザが先行して実装したプロパティには、「ベンダプレフィックス」という接頭辞が付きます。
仕様が固まっていくに従って、接頭辞を使わないプロパティ名で利用できるようになるため、ワーキングドラフト段階のプロパティを使用するときは、各Webブラウザのベンダプレフィックスと、ベンダプレフィックスなしのプロパティの両方を宣言しておく必要があります。
-moz-column-count : 3; -webkit-column-count : 3; -ms-column-count : 3; -o-column-count : 3; column-count : 3;
CSS3では、たくさんの機能が追加されていますが、iOSに比べ、Androidの実装が追い付いていない印象があります。特に、transformプロパティのtranslate周りはAndroid 2.3以前では機能しないものが多いです。
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