BPMの神秘を解明するBPTrends(4)(1/2 ページ)

BPMが取りざたされるようになってきているが、その本質についてどれだけ正しい理解がなされているだろうか? タッチポイント・オーストラリア社のジェストンとネイルが、BPM導入の際のポイントを解説する。

» 2007年06月25日 12時00分 公開
[著:ジョン・ジェストン、ジョハン・ネイル, 訳:高木克文(日本能率協会コンサルティング),@IT]

はじめに - BPMは“銀の弾”か?

本稿は、米国BPTrends.comからアイティメディアが許諾を得て翻訳、転載したものです。

 BPTrendsBPMBPM調BPM

 BPMBPM 

 稿BPMBPM

BPM


 BPM

 

 1980TQM1990Michael HammerJames A. ChampyBPRBPR

 BPR1990ERPERP

 19902000CRM

 1993

 1994822

BPM


 BPM3

 BPM

 4


(一)調

(二)

(三)

(四)BPM


 BPM1

 使

BPM


 1BPM20
図1 BPMハイプサイクル 図1 BPMハイプサイクル

 シックスシグマは1986年に考案され、「プロセス」に対する認識を啓蒙(けいもう)した。続いて1990年7月、マイケル・ハマーがハーバード・ビジネスレビュー誌に「Reengineering Work: Don't Automate, Obliterate」と題する記事を発表し、BPR運動が始まった。その後しばらくBPRをめぐる動きが続いたが、スミス(Howard Smith)とフィンガー(Peter Fingar)による「Business Process Management: The Third Wave」(2002年)という著書が大きな関心と議論を喚起した。今日では、BPMがマネジメント上の最重要課題として議論の俎上にあるものと思われる。

【参考書籍・記事】
「Reengineering Work: Don't Automate, Obliterate」Michael Hammer=著/Harvard Business Review 1990 July-August(邦訳:「情報技術を活用した業務再構築の6原則」 DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー 1994年1月号に掲載)

Business Process Management: The Third Wave」Howard Smith、Peter Fingar=著/Meghan Kiffer Pr/2002年(邦訳なし)

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