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<近代>世界とオリエンタリズム1

<近代>世界とオリエンタリズム

――ヘーゲル・内村鑑三・「近代の超克」思想を中心として――





 [][]調

 [][]


  


 

 稿

 使

  p. 176. 稿 p. 226 




 稿 p. 47-48.

 西

 便西[]

 西稿稿

            *

  


 西

 西[] p. 4a西 p. 42a[]西[] p. 43b
西調稿 p. 25 sq., p. 23-24 

 西 p. 44 西西西西西

 西西VIII, 686XXX, 40 p. 30-32 and n. 3, 6, 8 

 西西西 p. 27.

 西西西西西
 西西西西西
 西
 西西

 西西西西西西
 退退[]

 西西西 oriens  orior occidens  occido 
 西西 p. 145 西p. 135-137 and n. 12 西西西西[]X, 16

 []稿 p. 223-230 ;  p. 452-454, 6
 沿使

 西[]使 p. 356.

 

  


 西[]使

 西調

 

 西西

  


 西 p. 65. (p. 76) (p. 79) (p. 80)providentia


 p. 69-71




 


p.  80


 (p. 73)調 (p. 71)(p. 70) 
  p. 17 and n. 21 ; p. 160-162 Civitas Dei 

  Civitas Dei 

  


 西退 p. 142-147 ; p. 149-150 ; p. 155-156 ; p. 161-164  (offen und durchsichtig) 
 西 p. 142-145 ;  R. Schwab, La Renaissance Orientale, Paris, Payot, 1950 
 退 p. 142, 147退

 西[][] p. 198 ; p. 200 ; p. 209-210

 西西
  p. 181 ; 189-190西西西

 西


 西西
  p. 211





 [] p. 191-192


 


 西 (ein Osten, kat'exochen) 西西 (Despotisumus)  (Demokratie)  (Aristokratie)  (Monarchie)  p. 218.  p. 145-149 


 
 []p. 233-234
  p. 232-234

 これはもちろん、「文明は極東において最も未熟であり、西に向かうとともに成熟の度を加えていく」という原則にしたがった言明である。しかし、ここで注目すべきなのは、こうした「東洋的」(「本来の意味で東洋的である……」)という語の用法が、まさに本質規定的であり、類型的であり、最も典型的に「オリエンタリズム的」であるということである。
 その「東洋的」と言われる内容が何であるかは、基本的に問題ではない。ヘーゲル式に、それが幼稚さや停滞を表わすものとしてある種の蔑視の対象とされるか、あるいはシュレーゲル風に「原初の透明なる真理」を表象するものとして称揚の対象とされるかにかかわらず、こうして本質規定された「オリエントなるもの」は、現実とも、現実の歴史ともいっさい無関係の理念であり、抽象である。もちろん、理念を操り、抽象を思念すること自体に問題があるわけではない。しかし、いっさいの現実が――現実に生きている個々の具体的人間やその生活が、そうした理念や抽象のために「地上の宏大な祭壇の上で、犠牲となって捧げられる」としたら、それは恐るべき倒錯であると言わなければならない。「オリエント」と呼ばれる大地を幻想の祭壇とし、その上で生きた現実を犠牲として屠っていく――、そのような装置としての「オリエント」の幻想は、ヘーゲルにおいてその一つの最も完成した姿を見せているのである。


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