1 | 「『パックマン』にはパックマンと4匹のモンスターが登場し、このうちパックマンは円形で一方向に口と目があり、口は進むのに合わせてパクパクと開閉し、旺盛な食欲で次々にエサを食べていくこと」、 |
2
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「4匹のモンスターはそれぞれ進み方に規則性があり、ヒラヒラした裾と目があり、それぞれが別の彩色を施され、ユーモラスな印象を与える表情をしていること」、 |
3
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「パックマンがエサを食べる際のしぐさ、あるいはモンスターに食べられて消滅する際の有様」、 |
4
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「モンスターが逆にパックマンを食べられて目だけになって巣に逃げ帰る際のしぐさ等の影像の動的変化」、 |
5
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「プレイヤーがゲーム機にコインを投入した際あるいは一定条件を満たした際に演奏される……音楽」 |
注
注1)判例タイムズ854号93頁以下。
注2)伊藤正己他「新著作権法セミナー[第14回]---映画、放送(テレビ)---」ジュリスト483号119頁〜120頁における佐野文一郎発言および野村義男発言参照。