全国展開する喫茶店チェーン﹁カフェ・ベローチェ﹂の千葉県の店舗で4年11カ月の間、アルバイトとして働いてきた30代の女性が﹁雇い止め﹂を受けたのは不当だとして、店舗の運営会社に雇い止めの撤回と慰謝料を求めていた裁判で、東京地裁は7月31日、請求を棄却する判決を下した。
判決後、東京・霞ヶ関の厚生労働省記者クラブで開かれた記者会見で、女性は﹁若くないからもういらない、という発言はひどいと︵裁判所が︶言ってくれると思っていた。今回の判決で、アルバイトは何の権利もなくて、人間としても保護する意味がないんだということを突きつけられた﹂と涙ながらに語った。
![「鮮度が落ちる」と雇い止めされた「カフェ女性店員」 不当と提訴するも認められず](https://storage.bengo4.com/news/images/3631_2_1.jpg?1438339330)