青猫文具箱

青猫の好きなもの、行った場所、考えた事の記録。

5年以上経っても記憶に残っている昔のラノベ12選。


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空ノ鐘の響く惑星で(作者: 渡瀬草一郎) 

空ノ鐘の響く惑星で〈12〉 (電撃文庫)

空ノ鐘の響く惑星で〈12〉 (電撃文庫)

 

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黄昏色の詠使い(作者: 細音啓)

黄昏色の詠使い イヴは夜明けに微笑んで

黄昏色の詠使い イヴは夜明けに微笑んで

 

竹岡美穂先生イラストといえば「文学少女”シリーズ」(作者: 野村美月)も有名ですが、鬱枠は別にあるのでこちらで。名詠式と呼ばれる召喚魔法が存在する世界を舞台に、名詠式にまつわる事件と謎、少年少女の成長が描かれるファンタジー。

少しクセのある文章で紡がれる繊細な心理描写と、視点切り替えで多角的に世界を描写する様はあんありラノベっぽくない。そんな、文章だけだと高尚なハイファンタジー的雰囲気を、柔らかなイラストがいい感じにライトノベルしてくれてます。

ネイトとクルーネル、カインツとイブマリーの関係性にによによしつつ、設定練りこみ系スキーとしては、名詠式にまつわる謎が明らかになり、主人公たちが巻き込まれていく正統派な感じも好き。優しく綺麗な童話的位置付けで記憶に残る作品です。

 

迷宮街クロニクル(作者:林亮介)

迷宮街クロニクル1 生還まで何マイル? (GA文庫)

迷宮街クロニクル1 生還まで何マイル? (GA文庫)

 

14%

RPG

VRMMOHP

 

クロノ×セクス×コンプレックス(作者: 壁井ユカコ)

クロノ×セクス×コンプレックス 1 (電撃文庫 か 10-17)

クロノ×セクス×コンプレックス 1 (電撃文庫 か 10-17)

 

同作者で、少女と青年とラジオ(喋る)が旅する「キーリ―死者たちは荒野に眠る」も印象的ですが、時空物というジャンル補正でこちらをチョイス。男女間の精神入れ替わりによって時を操る魔法を教わるための学校に入学する羽目になった主人公の成長...を描ききる前に打ち切りになった(っぽい)。

時空物って、やっぱり各処に張り巡らせた伏線を回収するのが醍醐味だと思うんですが、この作品はフラグは立てたものの謎の解き明かしがされてなくて、だから印象深いのかも。ジェットコースターで、最高高度に至ってこれから一気に下るその直前で寸止めされた感があるので、これから読むのはオススメしません。名作だと思うけども。

時の魔法学校の生活の中でちりばめられる、「夏への扉」や「時をかける少女」などの時空物名作へのオマージュもとても好みだったりします。

 

キノの旅 the Beautiful World(作者: 時雨沢恵一)

キノの旅 the Beautiful World

キノの旅 the Beautiful World

 

旅人キノが二輪車モトラドのエルメス(喋る)と様々な国を旅する話。たまに、師匠と相棒と黄色い車(喋らない)、シズさんと犬の陸(喋る)が旅する話。

淡々とした語り口で、おおよそ残酷、たまにのほほんと描かれる国々の、独特の文化や制度が寓話的で説教的。一話完結で大きな起承転結もなく続く短編連作、「答えは読者の心の中に」的な解釈の余地を残す物語構成が当時は目新しくて「これが新時代のラノベか...!」と思った記憶があります(比較先→スレイヤーズ!)

読書に音はないけれど、すごく「静かなライトノベル」だと思う。ピアノで同じフレーズを冗長なほど繰り返して、でも少しずつ変調していく感じ。

 

BLACK BLOOD BROTHERS(作者: あざの耕平) 

BLACK BLOOD BROTHERS1?ブラック・ブラッド・ブラザーズ 兄弟上陸?

BLACK BLOOD BROTHERS1?ブラック・ブラッド・ブラザーズ 兄弟上陸?

 

 

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七姫物語(作者: 高野和)

七姫物語 (電撃文庫)

七姫物語 (電撃文庫)

 

七つの主要都市が先王の隠し子と呼ばれる姫君を擁立し、国家統一を目指して割拠した。その中の一人、七宮カセンの姫に選ばれたのは九歳の孤児カラスミだった。

偽物のお姫様とそれを担ぐ嘘つき二人、その三人と各都市の姫君を巡る和風ハイファンタジー的何か。嘘つき三人、悪意なく愉快犯的たちの悪さを見せたりもするんですが、優しさと愛おしさがあって、ホワンとした気持ちになる。

群像劇として各都市の状況や対立が描かれ、外敵の存在だったりのキナ臭さを醸し出しつつ、カラスミとその周辺だけはのほほんと清らかな空気が流れてるんですよ。綺麗な童話的作品。ていうと「黄昏色の詠使い」と被りそうですが、あちらは切なさ成分包含してるのに対し、こちらはもっと清涼感高め。

 

涼宮ハルヒの憂鬱(作者: 谷川流) 

涼宮ハルヒの憂鬱

涼宮ハルヒの憂鬱

 





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ブギーポップは笑わない(作者: 上遠野浩平)

ブギーポップは笑わない

ブギーポップは笑わない

 

"世界の敵"と戦うために一人の少女の中から浮かび上がってくる、ブギーポップと名乗る人格と、思春期な少年少女達の群像劇的物語。都市の孤独の闇には魔物が住んでる的な何か。...超能力バトル物とかいったら殴られますかねやっぱり。

MPLS(超能力的特殊能力)を持っている/に目覚めるという、女性的表現でいう「いつか王子様が」的な承認欲求が心地良くて、だからこそ逆に、恋心以外に何も特別な能力を持たずに物語が落着したイン・ザ・ミラー パンドラの辻希美が特別に好き。途中までは同じ理由で末真和子も好きだった。

あと、短編連作で同じ世界設定の中の交わらない人々、ただし時折短編が別の短編の伏線として機能するよ!という展開も好きなんです。この系統では世界の中心、針山さん」なんかもいいよね。

 

薔薇のマリア(作者: 十文字青) 

薔薇のマリア I.夢追い女王は永遠に眠れ

薔薇のマリア I.夢追い女王は永遠に眠れ

 

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2004

 

戯言シリーズ(作者: 西尾維新) 

クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)

クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)

 

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悪魔のミカタ(作者: うえお久光) 

悪魔のミカタ―魔法カメラ (電撃文庫)

悪魔のミカタ―魔法カメラ (電撃文庫)

 

 

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