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法律とビジネスと

Business Law Journal [Oct 2012]

 姿


Panem et Circenses




 IT  

 


Business Law Journal 2012/10 http://www.businesslaw.jp/contents/2012...       

これを目にした瞬間、「まずロクな内容ではないだろう」という予想が立ちました。 というのは、この記事見出しで触れられている「ミログ第三者委員会報告書」というものが公正中立を欠くどころか、その遥か斜め上を行くトンデモナイ代物だったからです。 というわけで、書店へと出向いてこの「Business Law Journal 10月号」(1,680円)を買ってきた読んだのですが、結論から言うと、予想を裏切らずしっかりとひどい内容でした。

「ミログ第三者委員会報告書」とはどのようなものだったか


  (http://milog.co.jp/)  (?)   



 app.tv  AppLog   
株式会社ミログ 第三者委員会報告書

 ?

app.tv  AppLog   app.tv AppLog   CTRCVR  

   

オプトアウトだとしても、手続が明示されていればすぐに情報の収集を停止できる。 行動履歴情報の収集の際には、一定程度の期間の情報収集が必要であり、直ちに情報の収集の停止ができれば、オプトアウトであるから全く許されないという制限は必ずしも必要ないものである

株式会社ミログ 第三者委員会報告書

   ?

   OK  

  ()   



   
株式会社ミログ 第三者委員会報告書, 2011年12月16日

   使  

   調  

 

 稿 Business Law Journal    () 

個人情報じゃないから問題ない?


    ()   


 (21)   Android IDIMEI    

    () 

      () 

Cookie と同じだから問題ない?


 


 PC  

このような、従来から存在したクッキーを利用したターゲティング広告とミログのアプリとがその動作において何ら異ならない以上、ミログのアプリのみを違法とはいえない。


 cookie    ()  cookie  "super cookie"   (: Cookie Part1  - )

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p.64p.66(C) 4  

 4  

 

1027@IT 

  

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   Web    

達野氏は上記の指摘を読んだ上でこの記事を書いたと思われ、先に引用した部分の少し後で次のように述べています。

他方で、第三者委員会報告書の公表後、かかるクッキーを利用したターゲティング広告との比較についての異論も提起された。

第三者クッキーを利用した「アドネットワーク」でも、情報を収集するのはネットワーク内で広告を貼っているサイトだけであり、無関係なサイトの履歴までは取っていない。 一方、ミログのアプリは情報収集機能を埋め込まれたアプリに関する情報だけではなく、スマートフォンにインストールされたすべてのアプリの情報を取得するのだから、問題だと言うのである。

しかし、依然として法律的な観点からは両者の間に特段の違いはないというべきである。 ( 中略 ) スマートフォン上にインストールされたアプリの使用状況に関するデータを当該アプリが独占できる権利が、何かの法律上存在するわけではない。 ( 中略 ) 同様に、ブラウザのツールバーがアクセス履歴を記録することを、閲覧されるウェブサイトがコントロールする権利などはどこにもない。 したがって、この点を問題と認めることもできない。


       

     

感情的な反発?イノベーションの阻害?


 調


 (  )    

このような、従来の枠組みにはまらないビジネスの芽を、単なる「不安感」により摘んでしまわないためにも、ビッグデータ利用については単なる感情的・情緒的な観点からの判断ではなく、法的に保護された個人の権利をもとにした冷静な判断がなされなければならない。


   


      ()   

       

     

より端的には、「(狭義の) 司法」の概念ばかりに目がいってしまっていて、「立法」の概念が忘れ去られている、と表現することができるかもしれません。

そしてまた、記事は繰り返し「新しいビジネスの芽を摘んではいけない」と説いていますが、これも私には滑稽な主張に思えます。 「新しいこと」は即ち「善」ではないし、「ビジネスを生み出すこと」もまた、無条件に肯定されるべきことではない筈。 むしろ、問題のあるビジネスが淘汰され、消費者あるいは社会にとってよいものが選択されていくことの方が、ビジネス全体の発展にとっては重要でしょう。 これも繰り返しになりますが、法律や良識の隙を突いて利益を上げるのが「イノベーション」であるならば、そんなものはさっさと潰してしまうべきなのです。

一番マズいことは何か


 稿     () 

  (調) BLJ   ()   

    ()   
成田
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