... 井口貞夫は、処分を受けるどころか、当時の吉田茂首相の采配で、いずれも占領解除前後に外務次官に栄進し、官僚として最高の勲章を授与されたのである。サンフランシスコで行なわれた昭和一一十六年の講和条約締結会議には井口貞夫が外務次官として出席し ...
... 井口,貞夫岩波書店, 1959.12 筑摩書房, 1963.9 1162A @ 204 1162A @ 10 * 07767 パキスタン・アフガニスタン・セイロン/芦野弘,井口貞夫著(南アジア・大洋州開発選書/鹿島平和研究所編 2 )池田,弥三郎鹿島研究所出版会 1970 1162A @ 84 * 07768 回想の ...
... 井口貞夫/内田直作弘郎鹿島研究所出版会○東京都港区赤坂 6-5-13 電話 582-2251 振替東京 180883. 東南アジア開発選書経済開発をめぐる各国それぞれの問題点、わが国始め諸外国の開発援助の構想、実情を解明!鹿島平和研究所編・全七巻・ B6 判並製・函入第 ...
... 井口貞夫大使の講演の模様( Bulletin , The Society , March - April1956 より)たアッカーマンが帰還を許可されたという事実を受けて、この問題を大きく取り上げた。外務省も大使館と共に、この問題を取り上げた。アリソンは、大使館の海軍武官である ...
前著『日米開戦とポツダム宣言の真実』を全面改稿し詳細な注を付すことで学術研究書としての評価にも耐えうべくした。戦後のデタラメ外交の淵源が日米開戦時にあると指摘し ...
... 井口貞夫である。問題の根は深い。平成七年、﹃文藝春秋﹄(十二月号﹁対米通告遅延の全真相﹂)でこのとき大使館に三等書記官として務めていた八木嘩鵬が意味深長な見解を述べている。﹁午後一時ヲ期シ-----手交アリ度シ﹂という手交時刻を指示する電報は ...
... 井口貞夫外務次官、西村条約局長の外務省事務当局は徐々に後退を強いられた。警察力や経済力など非軍事的分野での﹁貢献﹂に加えて、﹁グラウンド・フォース﹂を建設、増強する必要のあること、とくに制度上﹁国防省的の中央機関﹂を設置することを求め ...
... 井口貞夫総領事代理を通じてドラウトからの報告を受けた。それは、ハル国務長官とウォーカー郵政長官を交えてローズヴェルトと会談した結果、日米関係改善の意志がアメリカ政府にあることが確認できたとするものであった。ただし、その報告には、交渉に脈 ...
... 井口貞夫の子息で同じく元外交官の井口武夫氏が『開戦神話( 3 )』という本で、在米大使館に問題はなかったこと、真珠湾への空母群による奇襲作戦を成功させるためという、陸海軍の強い要望に外務本省が折れ、当該電報は東京で差し止められていたことを ...