混迷の時代、日本が誇りある国として生き延びるために――令和を代表する、堂々たる国家論の誕生!
メディアや知識人が好む「正義」はなぜ浅はかなのか。騒々しいほど「処方箋を焦る社会」へ、憂国の論考!
日本人はなぜこれほど余裕を失ってしまったのか。「マジメ」で「美しい国」をめぐる本格批評。
アジアか西洋か。天皇か革命か。福澤諭吉から司馬遼太郎・江藤淳まで、西郷に仮託し近代化の是非を問い続けた思想家たちの一五〇年。
福澤諭吉から丸山眞男、網野善彦まで、転換期の日本の問題に先人たちは苦悩し答えてきた。23人の思想家による日本思想史・再入門。
本書の鏡に映っているのは、過去に膨大な書物のなかに見ていたアメリカであり、そのアメリカを通してみる日本の姿だ。 ...
国家を考えることは、人間の根源的なあり方を考えることだ。第二次大戦後のリベラル・デモクラシー体制への違和を表明したアーレントや吉本隆明は「全体主義」の中に何を見 ...
小説﹃瀧口入道﹄で知られる樗牛は、日清戦争後の文壇に彗星のごとく現れ、雑誌﹃太陽﹄で論陣を張る。今日、忘れられた思想家の生涯とともに、“自己”“美”“国家”を照 ...
尊厳ある国へ――令和の時代、日本が誇りある国として生き延びるには、この道筋しかない。憲政史上最長に及んだ安倍政権を引き継いだ菅政権は、国家観を持たず、危機管理能 ...
敗戦から七十年、我々はどこに向かうべきか?中江兆民、北村透谷、石川啄木、小林秀雄。彼らを知らずして、本当に﹁現代日本﹂を語れるのか?