明治五年のマリア・ルス号事件では自ら特別裁判を開いて中国人奴隷を解放し、また賤称廃止、娼妓解放に尽力するなど、大江卓は政治家・社会事業家として独自の足跡を残した ...
幕末の土佐に生まれ、開明的官僚、反権力志向の政治家、野心的実業家、社会運動家というさまざまな“顔”をもつ大江卓の74年の生涯を描いた評伝的研究。毀誉褒貶相半ばする ...
... 大江卓談話、新選隊始末書翰大江卓談話、新選隊始末記 5 新選組始末記 晴れり、さるにても竹中の袖衣 始末、大江卓談話 8 新選隊始末記小野淳輔書翰 9 大江卓談話 20 明治豪傑譚 11 大江卓談話卓小野淳輔書坂崎斌談話 7 6 「談話記小野淳輔書翰光中卓 2 大江 ...
... 大江卓がここで登場する。土佐藩の下級藩士の長男として生まれた大江卓は、坂本竜馬がつくった海援隊の隊員と長崎で接触して倒幕運動に加わり、維新後は賤民制度の廃止を求めて政府に建白した人物であった。やまと きさがらその努力は実らなかった。 せ ...
... 大江卓は明治三(一八七〇)年に、兵庫湊川で賤民の実情を見て、この問題に強い関心を抱き東京へ出て、大隈重信(当時参議)に ... 大江卓は福岡へ出張したため、同年八月の太政官布告に直接関与できなかった。しかし、大江卓は大正 155 |第四章|明治維新の闇 ...
... 大江卓であった。明治四年八月末に福岡から帰ってきたとき、もう民部省は大蔵こうぶたゆうごとうしようじろう“人〜〜〜しんくしゆすししゆうどにある。(築地の外国人居留地内にできた新島原遊廊は、あまりの不入りのため前年に廃止されていた。) 裁判をお ...
... 大江卓が林有造ト共ニ兵ヲ擧が政府覆セントスルノ企ヲ承知シ又岩神昂ョリ重臣暗殺ヲ謀ルコトヲ聞キ同人等が暴擧ノ勢ヲリテ政改革セント企テ大江卓ト通謀明治十年四月廿一日京都ヨリ暗號ノ電信ヲ以テ卓約置タル密諜報知ヲシ其翌廿二日卓が電報私報!禁令ヲ ...
... 大江卓對質自筆口供片岡健吉拇印濟口供三浦義處同上三浦則優同上谷重喜口供村松政克供五島正久田邊家秀對質口供堀内誠之進口 ... 大江卓林有造等各口供佐田家親岡本健三郎堀內誠之進中村貴一岩上品等各口供佐藤武英水野生清松田秀彥林直庸等各口供大江卓 ...