... 毛利元徳が梅屋敷に馬で駆けつけた。自ら高杉たちを説得し、思いとどまらせる。藩主を侮辱され、土佐藩士怒る問題はその後。元徳が高杉たちのためにねぎらいの宴を開いている最中、土佐藩士10人ほどが梅屋敷を訪れた。実はこの計画が露見したのは、土佐 ...
... 毛利元徳東上の延期を請ふの曲を岩倉具視等に報す毛利敬親薨す久留米藩山口藩隊の巨魁大源太郎筑後川口に誘殺す公、鹿兒島藩兵日田縣出張の違背を大久保利通に告ぐ岩倉具視山口藩の疑念を深憂して公の歸京を促す三條實美岩倉具視鹿兒島藩出兵の遷延を公に ...
... 毛利元徳殿廿五日二薨去之通知参ル。親戚子爵毛利元敏同元功同吉川経健同毛利元忠同大村徳敏男爵吉川重吉同毛利五郎ト名前有之。 雄印藤英明氣多恵子藏郎梅若実 三十日晴。従一位公爵毛利元徳殿本日正午国葬二付朝より出宅。万三郎竹世鉄之丞四人一所二 ...
... 毛利元徳の正室・銀姫の御次女中になっていたのです。御次女中とは主人の居室の隣の部屋に常駐し、その日常生活全般を手伝う仕事のことです。銀姫と毛利元徳の間に生まれた興元のお守り役も任されていました。﹁久坂美和﹂の名前に、目を留めた方もいるで ...
... 毛利元徳の華士族廢止建白の諫言公が風に首唱せる藩置縣は、明治四年七月十四日の詔勅渙に依って断行せられた、是れ洵古来稀有の大改革であつた、山口藩知藩事毛利元德は時勢に鑑みて將來を推考し、此の機に華士族の稱をして國民平等たらんことを欲し、將 ...
... 毛利元徳に対して頻繁に報告していたといわれているが、これも元徳が﹁聞く耳﹂を持った藩主だったからであろう。ただし、余りに従順なことは欠点にも繋がる。長州藩出身の井上馨は寄宿舎を建て、毛利家および他家の子弟を教育。その寄宿舎には﹁最後の ...
... 毛利元徳の八男として生まれる。萩の毛利藩もとのり西園寺八郎は毛利元徳(公爵)の八男。明治十四年生まれ。侍従、式部次長など歴任。昭和二十一年死去。天皇がヨーロッパに旅行した時は、随行している。考えかたも僕と違って天皇中心主義で、関東大震災や ...
... 幕府は諸藩へ﹁攘夷の儀、五月十日拒絶に及ぶべき段御達相成り候間、銘々右の心得を以て自国海岸防禦筋いよいよ以て厳重相備へ、襲来候節は掃展致し候様致さるべく候﹂と布達した。く毛利元徳/定広(もうりもとのり/さだひろ)、天保10年9月22日.
... 毛利元徳のことである。養父歌親のあとを継いで、長州藩最後の当主となり、明治四年の廃藩置県まで山口藩知事をつとめた。明治十年、第十五国立銀行頭取、翌年から取締役となる。﹁国立銀行から借りることは、どだい無理でありましょう﹂事業資金の無心を ...
... 毛利元徳︻もうりもとのり︼▽天保 10 ( 1839 ) ~明治 2 ( 1896 )ひろしげ長州藩世子。徳山藩主毛利広鎮の十男として生まれ、嘉永四年(一八五一)、萩の十三代そうはんしゅよしちかたかちか宗藩主慶親(敬親)の養子となる。安政元年(一八五四)、江戸にいき ...