十一谷義三郎を語る豊島与志雄十一谷君とは大正十年以來の交誼を得ていたが、その間の十一谷君と切り離せないものは、碁、麻雀、煙古い反故るい............。十一谷君が同人雑誌﹁行路﹂の一員だった頃、やはりその同人の一人だった三宅幾三郎君と、私は ...
... 十一谷義三郎東京市麴町區下六番町一〇東京市麹町區下六番町】〇電話九段大四六四七六七五四排凡社本製堂昇金刷印·版鉏野 撷簪琜京||九六三九番會計發行所平示市麴町區下六番町一〇印刷者杜發行者者凡平著昭和五年一月十五日發行昭和五年一月十 ...
... 十一谷義三郎︿以下3日。随筆﹀ 310 夏の水郷田山花袋︿以下6月11日まで。随筆﹀ペンと鉛筆﹃作者の感想﹄と﹃篭の鳥﹄広津和郎︿以下6月2日。評論。アルツイバアセフ・馬場哲哉訳﹃作者の感想﹂、徳田秋声﹁篭の鳥﹂> ※二匹の蛇大塚政雄︿童話> ...
... 十一谷義三郎著金星堂 1928 283p 100 円 E071189 ◇あの道この道十一谷義三郎著創元社 1929 536p 2.20 円 E071190 ◇新進傑作小説全集第 6 巻平凡社 1929 1 冊 E071191 〈内容:十一谷義三郎集(十一谷義三郎)〉◇唐人お吉十一谷義三郎著万里閣 1929 333p 1 ...
... 十一谷義三郎の小説『唐人お吉らしゃめん創生記』と『時の敗者唐人お吉』(一九三〇)である。- ( 4 ) ( 3 )唐人お吉の流行を牽引することになった作家である十一谷義三郎の経歴について、ここで少し触れておきたい十一谷は、一八九七(明治三〇)年神戸市に ...
... 十一谷義三郎じゅういちやぎさぶろう◇あどばるうん十一谷義三郎著改造社 1936 321p 1.50P ◇あの道この道十一谷義三郎著創元社 1929 536p 2.20 円◇神風連上巻十一谷義三郎著中央公論社 1934 874p 1.80 円◇神風連下巻十一谷義三郎著中央公論社 1934 ...
... 南澤!二圓五十錢公一圓八十恩送新送寅十生六龌地孝四郎裝錢送十二錢第錢書錢部|錢部發社造改 神矢田津世子芙美子愛林百川十一谷義三郎笑男石深 + 達死愛唐 111 の者時通鶴戀麥知田コ十一谷義三郎也十一谷義シャ三郎石坂洋次郎十一谷三郎譯十一谷義三郎.
... 十一谷義三郎集十一谷義三郎作,昭和六(現代了唐人扣吉時の敗者唐人お吉同(續篇)十一谷義三郎集平凡社刊昭和五(新進傑作小小盲矯白になる男仕立屋マリ子の牛生アダムの前書美德花束十字架定負〈石 yt >秋田雨雀著大正二(現を負へるシモン代文藝叢書二四) ...
... 十一谷義三郎﹃笑う男、笑う女﹄のことが頭から離れず、目録にも索引にも集中できないでいた。十一谷義三郎の﹃笑う男、笑う女﹄と﹃神風連﹄が長岡天神のヨドニカ文庫に出ていたと、扉野君から聞いたのだ。一九三二年(昭和七年)の白水社の本だ。穎川政 ...
牧野信一稲垣足穂十一谷義三郎犬養健中河与一今東光集. 『太陽上、隣人!』『日本小說文庫) (前後編)界文学全集〕昭六・八新潮社十一谷義三郎昭一二‧一金星堂昭二五‧三河出書房現代日本文学全集??『十一谷義三郎・田畑修一郎・北条民昭三一‧七筑摩書房雄 ...
... 十一谷義三郎參考文獻淺井(筑摩書房「現代日本文學全集」 7 昭和三一・七)清「十一谷義三郎」(明治書院「現代文學講座」第八集昭和三六・二)編集保呂正夫・栗坪良樹佐佐木茂索參考文獻中村遗一克木克三「新進作家論―佐佐木茂索氏の『曠日』」(文藝時代 ...
... 十一谷義三郎氏の新聞連載小説が俄に﹁下田の恋﹂を有名にしていた。これは、フィクションであり、﹁お吉﹂の史実とは異なる。西條八十は、現地で﹃唐人お吉﹄を書いた古老、村松春水翁に会った。玉泉寺からお吉の住んでいた家などを案内された。十一谷義三郎 ...
... 十一谷義三郎(の道の道) .十一谷義三郎(英文学の知識)十一谷義三郎(開花)絵)衆議院(行政官庁職員抄録〔昭和 21 年 12 月 1 日現在) ·社 222 衆議院(国会関係法規集) ·社 189 衆議院(国会図書館準備資料)哲 15 十一谷義三郎(中) )倫理) .衆議院(歳入歳出総 ...
... 十一谷義三郎、白井喬二、宇野浩二、倉田百三、中河与一、今井邦子、中村武羅夫が寄稿している。のち﹃寒の薔薇﹄(前出)に収録された。﹃昭和随筆集﹄には、本文の後に秋聲の﹁略歴﹂が付されているので、次に掲げておく本名、末雄。明治四年十二月金沢市 ...
... 十一谷義三郎氏がかの有名な所謂﹁唐人お吉﹂物の小説数篇を、﹁お吉﹂の研究家村松春水﹁お吉﹂の研究家村松春水氏蒐集の史料に基くと称して、発表史料に基くと称して、発表してからのことである。この一連の小説は、当時の沈滞を極めていたわが国の文学 ...
... 十一谷義三郎の文章も創刊号に掲載された。十一谷は自分たちの芸術観はヘンリック・イプセン( Henrik Ibsen 、ノルウェー劇作家、一八二八一一九〇六)もしくはヴァシリー・カンディンスキー( Wassily Kandinsky 、ロシア画家、一八六六一九四四)と異なる ...
... 十一谷義三郎、上司小剣、他二十八名が寄稿している。この不景気をどう観るか?大正十四年七月二十一日発行の﹁読売新聞﹂に同企画の第四回として掲載。他に前田晃が寄稿している。 号に掲載。他に大島十九35郎、金子洋文、小林徳二郎らが寄稿している ...
... 十一谷義三郎本郷区森川町一番地徳田秋聲先生十一谷義三郎書簡昭和 3 年 10 月 20 日封書便箋ペン書徳田学兄島崎生七月十五日書い手紙を差上げます。これ以上の勧誘は当局に於いても御遠慮なし下さるやう貴兄の御取りなしを願ひたくさすれば小生に簡取り ...
... 十一谷義三郎・堀口大学全集 1 p64 ・・川端康成全集 29 p268 十一月の若葉十一谷義三郎・金子光晴全集 4 p252 ・平野謙全集 7 p 4 3 1 十一月の私の眼十一谷義三郎を語る・尾形亀之助全集 1 p79 11 月バクチと女・・吉行淳之介エンタテインメント全集 6 ...
... 十一谷義三郎もまた、その質実な、根気のよい、手堅い作風において、滔々たる即興的小説の型を破った作家である。彼の創作態度は、そのシリアスな点において、島崎藤村とともに推賞すべきものがある。だが彼の創作態度は研究的というよりもむしろ穿鑿的 ...
... 十一谷義三郎は、早くから才能十一谷義三郎は、貧窮のうちった一つを除いては、どの日高等學校のちがう私が、どうしを認められたが、自分のことは一に、見るかげもない姿で死んで行つた。死ぬ数日前に彼は豊島先生本文學全集も彼の作品を無視して彼に ...
... 十一谷義三郎(本郷区弥生町三番地とノ四七森方)、発行所は「行路社」(十一谷と同じ住所)。創刊号の目次を示すと、ある経路(小説)二つの私(小説)爺さんと鐘(小説)死へ(小説)十一谷義三郎重森欽四郎本田喜代治編集後記三宅幾三郎十一谷義三郎大野静方全六三 ...
... 十一谷義三郎山麓の高原鎖夏随筆 文壇人女見立之図(その二) 野口米次郎 296 - B10 296 - B12 岡田三郎 296 - B114 九 295 - H2 新居格 295 - H4 295 - H6 四 295 - H8 室生犀星細田源吉幅 295-4 H10 295 - G6 宮地嘉六 PO 295 - ∞ 295 - G100 KK 295 ...
... 十一谷義三郎、川端康成氏が極北的存在であった﹂と書いている。そして、楢崎にあてて書けない断りを詳しく書いた十一谷の苦吟に満ちた手紙を紹介している。芥川にもたしか、編集者にあてたそういう手紙があったと思う。22を紹介しているので、参照し.
... 十一谷義三郎、三宅幾三郎は清野暢一郎、本田喜代治、鈴木俊夫、重森銀四郎(重盛二三)と﹃行路﹄をやっていた。菅忠雄は野尻清彦(大佛次郎)等と﹃潛在﹄という同人雑誌を出していた。南幸夫は斎藤竜太郎、小柳博等と﹃蜘蛛﹄をやって南、いた。加宮貴一は ...
... 十一谷義三郎は片岡鉄兵や横光利一とならんで、『泥濘』を発表する機運にめぐまれていた。大正十三年十月《文藝時代》同人となったが、新感覚派文学という花々しい旗じるしに対しては、十一谷義三郎は和して同ぜずというような態度をとっていたようである ...
... 十一谷義三郎﹁六月の話﹂、佐藤春夫﹁美人﹂が掲載されている。﹃籠の小鳥﹄(前出)に収録、﹃徳田秋声集﹄(昭和三年十一月一日、改造社刊)、非凡閣版﹃秋聲全集﹄第六巻(前出)、﹁挿話﹄(前出)などに再録ののち、﹁古里の雪﹄(昭和二十二年九月二十日 ...
... 十一谷義三郎ぎさぶろうじゅういちゃ『日本人名辞典』十一谷義三郎を語る豊島与志雄改造一九ノ五昭 1 スナップ・ショット十一谷義三郎 M ・ C ・ C 新潮二七ノ八昭五二人の新進作家林正雄新潮三九ノ一大横光利一・十一谷義三郎氏の印象片岡鉄兵・新居格 ...
... 十一谷義三郎﹃生物﹄、松本淳三詩集﹃二足獣の歌へる﹄などを出していたようだ。また十二年には﹃麺麴﹄(大阪毎日新聞社)、十三年には﹃最後に笑ふ者﹄(越山堂)、﹃快楽師の群﹄(聚芳閣)アメリカ時代に材をとった長篇﹃大暴風雨時代﹄(新詩壇社)、﹃脅威 ...
... 十一谷義三郎を筆頭とする。十一谷義三郎は明治三十(一八九七)年十月十四日の生まれなので、豊島与志雄より七歳年少ということになる。三高から東京帝大英文科に進み、三宅幾三郎・本田喜代治らと﹃行路﹄を創刊、その頃豊島と識り合っている。家も本郷区 ...
... 十一谷義三郎等を同人とするこの「新感覚派」の誕生は、微妙に当時の社会的・文学的動きを反映したものであった。従来の文学的領野に於ては、依然として志賀直哉が主観的なリアリズムの完成をもって一つの典型をなしており、新しい作家たちが若しその道へ ...
... 十一谷義三郎、円地文子、藤田東湖、橋本左内、松本良順、長谷川一夫、久保田万太郎、水島爾保布、杉浦茂、長谷川如是閑、泉靖一、黒澤明、小瀬健資、太田写真館、五代目三升家小勝、大下弘、千葉立造、幸徳秋水、伊東玄朴ある日の取材ノートより――久成院 ...
もくう十一谷義三郎論一聖者上林僕は十一谷義三郎氏を尊敬する。十一谷義三郎氏は女壇の聖者であると思ふ。或は上人と言つてもいい。眞幸實直なる點に於て、刻苦するて、更に痛烈に自己を鞭つ點に於て。櫛風雨の中に肉と骨とを削つてゐる聖アントワアヌや ...
... 。幅広いコレクションを持つ瀬沼寿雄さんは、京王書林という出版社を自ら起こし、これまでに川崎長太郎、十一谷義三郎、片岡鉄兵、水守亀之助の書誌を編纂刊行している。全点カラーで書影を収めた豪華なものだ。80第三章古本探しのシール古本屋が編ん.
... 十一谷義三郎氏は道徳堅固な藝術家である。次の如き言葉は、前から僕を感服させてゐる。﹁﹃天職に向って投資する﹄と言つた ... 十一谷義三郎が生れたのである。ここで最も注意すべきことは、海港を巡錫す十一谷義三郎氏は、飽くまでも海、わけても海港の ...
... 十一谷義三郎﹁癩者﹂、島木健作﹁典型﹂、宇野浩二﹁終の栖﹂、久米正雄﹁丙鮮二題﹂、島崎藤村﹁夜明け前﹂(完結)。昭和十年(一九三五)十月一日発行の﹁中央公論﹂第五十年第十号(五十周年記念号)に掲載。一段組、パラルビ。勲章23頁下段2行﹁その ...
... 十一谷義三郎等の諸家に乞うて科外の講演をも催す積りです。携帯の書籍は﹁枕草子﹂。その外はノオト・ブツク二三冊。講演の場所は、神田區駿河台袋町十二文化學院大學部階上講堂)男子席と女子席とを別けて置きます。聽講者は左の所へ最初申込と同時に束 ...
... 十一谷義三郎を語る豊島与志雄改造一九ノ五昭 12 スナップ・ショット十一谷義三郎 M ・ C ・ C 新潮二七ノ八昭五二人の新進作家林正雄新潮三九ノ一大横光利一・十一谷義三郎氏の印象片岡鉄兵・新居格新潮二六ノ二昭四 235 ジューイチヤギサブロー十一谷 ...
... 十一谷義三郎氏にある作家的邪道に就いて武川重太郎一七五―一七七富士嵐峡・須磨保津( *写真四点)伊藤永之介一七七一七九赤石山系の山々( *写真四点)文芸雑論―表現とタッチの問題間宮茂輔一七九─一八二上高地より見たる穂高と焼岳( *写真四点)文芸社会化 ...
... 十一谷義三郎さんがいた。その奥が豊島与志雄さん、奥さまは髷に結ってきれいな方。それから紀平正美という学習院の先生もいらっしゃいました。とよしまよしお結局私は二十四歳まで家にいたんですが、ひょんなご縁で結婚して四人男の子を生みました。主人 ...
... 十一谷義三郎﹃近代愛恋帖﹄などで、装丁者の名前は明記されていないが、その文字レタリングから村山知義と考えられる。村山といい、﹁新でかめろん叢書﹂の名称といい、ここでも梅原北明の出版人脈の気配が濃厚である。丸木砂土の﹃風変りな人々﹄はサド ...
... 十一谷義三郎も客員であると同時に企画編集者で、自らの作品集『青草』、小泉八雲の『東西文学論』等を出し、南葵文庫主任の高木文の『玉潤牧渓瀟湘八景絵の由来と伝統』の難解な英訳に従事していたという。私が持っている聚芳閣の本はヒュネカアの ...
... 十一谷義三郎・佐々木茂索らが集まっていた。プロレタリア文学運動の再起と、いわゆる新感覚派の出発である。このふたつの文学運動によって、昭和文学の実質を形成したさまざまな条件が用意されたのはいうまでもないし、かれらに共感し同調する若い文学 ...
... 十一谷義三郎君と碁を. 或る日私が出先から家に帰って来ると、百間こと内田栄造君が先程訪ねてきて、三十分ばかりしたら帰る筈だと云ったら、じゃあまたその頃来ると云いおいていったとの、家人の話だった。そして私が洋服を着物に着換えてしまってる頃 ...
... 十一谷義三郎/「虚子句集』高浜虚子 3 見込み違いで借金苦に陥ったタキシード. 2 3 3 1 1 ・ 11-北海道にて暴風雪。死者不明者百十三人 1.12 NHK 、大相撲の実況放送を開始共産党、機関誌「赤旗」創刊 2 ・ 11 スイス・サンモリッツにて第二回冬季 ...
... 十一谷義三郎の﹁長編小説唐人お吉――らしやめん創生記﹂が発表され、これをもとに十一谷義三郎著﹃長編唐人お吉﹄(三三三頁、写真一〇頁、一円八〇銭、萬里閣書房)が昭和四年一月一五日に発行され、一月三〇日には早くも四版が出るほど注目を集めた。それ ...
... 十一谷義三郎種類「学殖天分度胸修養風采人氣六二六四六九七八四一志賀直哉八九九七六九口一不七八六六徳近田谷谷中純崎潤一郎谷崎精二九九八八七二九五八七八三六七八七七 1 七六九六一糖山花袋六九五六八五近松秋江 111 六一七八六七六二秋声三九五二八 ...
... 十一谷義三郎をしてブルジョア的盛名を得させたと同時に堕落させた「お吉」を書こうとも、「天誅組」を書こうとも、取材を貫徹して、維新が、封建的地主絶対主義支配の門出であるという特性をわれらに示し、こんにちの窮乏した農民の革命的高揚、その娘が ...