... 清水卯三郎が、松木のボートにはガオ﹁おお、お露さア﹂-ルが同乗した。日が暮れ落ちた。 放浪神奈川の波止場に降り立つと、夜が. 二つのボートはみるみる右左へ離れて行った。二人はいつまでも手を振っていた。松木のボートが横浜の波止場についた時 ...
... 清水卯三郎( 1838 ~ 1910 )は,假名文字論者で,當時の先覺者の一人。假名書きの著書が多く,本書もそのなかの最初であり,英字を全然用ゐず,假名のみで英語を學習させようとした試みに興味がある。 ゑんぎりことを○あめのぶほひわおそらメメントスカシュン ...
... 清水卯三郎が知て居はしないかと思い付て、清水の処に尋ねに来た。所が清水はドウも怖くて云われない、不意と捕まえられて首を斬られるのではなかろうかと思て真実が吐かれない。一応は唯知らぬと答えたれども、薩摩の方では中々疑て居る様子。爾うかと ...
... 清水卯三郎がきいた。清水はユーリアラス号に通辞として乗り込んでいて、才助らの苦衷に深く同情していたので、神奈川まで送り届ける役がすんでも引きかえさず、才助と一緒に上陸して、暫らく面倒をみるつもりだった。﹁ともあれ、江戸へ行こうと思いもす ...
... 清水卯三郎がきいた。清水はユーリアラス号に通辞として乗り込んでいて、才助らの苦衷に深く同情していたので、神奈川まで送り届ける役がすんでも引きかえさず、才助と一緒に上陸して、暫らく面倒をみるつもりだった。﹁幕臣の私の口からいうのもおかしい ...
... 清水卯三郎であった。卯三郎は和紙、屏風、たんす、陣羽織、火縄銃、ちょうちんなど異国趣味を刺激する日本の文物を出品したが、中でも注目されたのは日本館の水茶屋であった。水茶屋で茶菓の接待をした三人の女性(柳橋の芸妓)のおちつき、しとやかさ ...
... 清水卯三郎﹂である。卯三郎は薩摩とイギリスの戦争後の講和の交渉の際に、薩摩藩とイギリスとの間に立ってその斡旋に努めた人物であり、福沢諭吉も﹁この人は商人ではあるけれど英書も少し読み、西洋のことについてはしごく熱心で、まず当時においては ...
... 清水卯三郎(直だ、 1829 ~ 1910 ) 675 志水閑事 198、200 清水淇川 702 清水金左衛門( 1823 ~ 88 ) 625 635 志村知孝 519 下津元知 164 浚明院(徳川家治) 363 春齢 582 徐光啓( 1562 ~ 1633 123 徐大椿 709 徐鼎で 443 徐葆光( ? ~ 172 ) 207、210、322 ...
... 清水卯三郎がいた。清水は、文政十二年(一八二九)、羽生領町場村(現在の埼玉県羽生市)で酒造業を営む家に生まれた。横浜に出て英語を学び、その才を生かして、薩英戦争では英国側の通訳として大いに活躍する。その清水は、幕府から資金を借りてパリ万博に ...
... 清水卯三郎八 111 二三 1 O 二九三五九 清水卯三郎パブリック 12 (神教政治( 4 ) -14- 西周とは差があるが、中村正直が最も多く清水卯三郎がそれに次ぐ。この結果は『明六雑誌』掲載の論文における、明示された訳語数を示したものであって、これらの ...