1987年Beep編集部での『ロックマン』
2024年1月13日
![](http://www.highriskrevolution.com/wp/gamelife/wp-content/uploads/sites/3/2024/01/hqdefault.jpg)
Beep編集部で死ぬほど笑ったことを思い出したので、記録として残しておきたい。
一度多分ツイッターに書いているのだけど、ツイッターとかちゃんと残るかまるで疑わしいのでブログのが正解だろう。
Beepなので、ファミコン時代の話になる。
時期は1987年秋ごろで、僕はもうハドソンと話をしていて、プロのゲーム屋になるって話は編集部のみんなが知っていたと思う。
ちょうど、僕とかっぺがBeep編集部に打ち合わせという名目で遊びに行っていた時、﹁カプコンさんから新作のROMを借りてきた!﹂と言いながら、ライターの誰かが編集部に帰ってきた︵これが誰だったか覚えていない︶。
それが﹃ロックマン﹄︵初代︶。
当時はカプコンのゲームと言えばゲキムズ! だった。
なんせ﹃魔界村﹄、﹃戦場の狼﹄を代表にやたら難しいゲームが多かった。特に﹃魔界村﹄なんて、マル勝では﹁難しい﹂の代名詞になっていて﹁ファミリーシリーズの魔界村﹂と﹃ファミリーボクシング﹄と﹃ファミリージョッキー﹄は呼ばれていたりした。
と、まあこんな理由で、みんな﹁どうせゲキムズだよ﹂とか言いながら、ROM突っ込んだら、なんとステージセレクト出来る。
![](http://www.highriskrevolution.com/wp/gamelife/wp-content/uploads/sites/3/2024/01/stage_select.jpg)
﹁あのカプコンが心を入れ替えた!﹂と、みんな大喜び。
TAKEONが﹁ヒョー!﹂とか言ってた記憶があるんけど、もしかしたらmiyabiだったかも知れない︵もしかすると芋吉だったかもしれない︶。
それで、誰だったかがまずカットマンをプレイ︵デフォルトではカットマンがカーソル位置だったはず︶。
ボスまでなんとかたどり着いたけど死ぬ。
﹁これは難しいのにあたっちゃったな﹂
とか言って、次にガッツマン。一瞬で落ちて死ぬ。
アイスマンで落ちて死ぬ。
次々回っていくんだけど、どれもこれも難しく、サックリとゲームオーバーになってしまう。
気が付いたら全部のステージでゲームオーバーになっていた。
全員で爆笑して﹁やっぱ難しいじゃん!!﹂
でもそのうち、確か TAKEON だったと思うんだけど﹁いや、でもやらせて﹂って言って、誰かボスをクリア。
﹁おおっ﹂ってなって、気がつくと、そこにいらライターみんなで攻略していく流れになっていった。
僕はここらへんで用事があって帰ったのだけど、悪友、かっぺこと、高山敏明はこのあとも一晩編集部で﹃ロックマン﹄をみんなと遊んで、僕に﹁わさき、あれは絶対に買った方がいいぞ!﹂と教えてくれたのである。
なにもかも懐かしい40年近く前のちょっとしたエピソードだった。