- Nov14
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今さらだが、melma!で﹁記号学を探して﹂というメールマガジンをはじめた。
載せるのは﹁記号学を探して﹂と同じ文章だが、配信は一週間後にした。こちらにアップロードして一週間ぐらいはあちこちいじるので、本文が安定していないからだ。
同じ内容をメルマガで配信するのは、週刊という縛りをかけて締切を作るためである。締切がないと書く気になれないのだ。
KindleでハヤカワSF文庫がセール中だ。55%offは大きいので、﹃ヴァリス﹄三部作を購入した。
﹃ヴァリス﹄
﹃聖なる侵入﹄
﹃ティモシー・アーチャーの転生﹄
創元で出ていた時は大滝啓裕訳だったが、山形浩生の新訳に変わっていた。両氏ともあまりディックという感じがしないが。
創元で出ていたディックが軒並みハヤカワに移っている。﹃ヴァリス﹄三部作は新訳だが、他は元の訳者のままだ。創元は翻訳SFの看板をおろすつもりなのだろうか。
おっと、﹃高い城の男﹄︵これは銀背︶が浅倉久志訳で出ているではないか。前の翻訳はひどかった。やはりディックは浅倉訳がいい。
現実の浅倉氏は地味で実直なオジサンだったが、ディックを訳すと、ヒロインが蓮っ葉で色っぽいお姐ちゃんになるのだった。﹃アンドロイドは電気羊の夢を見るか? ﹄のレイチェル・ローゼンなんて最高だ。
そういえば﹁ブレードランナー2049﹂がもうはじまっていた。年内いっぱい、ディック漬けになろうか。
過去のエディトリアル
- レヴィ=ストロース 『神話論理〈4-1〉裸の人〈1〉』 みすず書房
- 米国国家情報会議編 『2030年 世界はこう変わる』 講談社
- 英『エコノミスト』編集部 『2050年の世界 英『エコノミスト』誌は予測する』 文藝春秋
- ランダース 『2052 今後40年のグローバル予測』 日経BP社
RSS (http://www.horagai.com/www/horagai.rdf)
拉致問題解決を祈って
- 丸谷才一&山崎正和 『日本語の21世紀のために』、バーリンスキ 『史上最大の発明アルゴリズム』、ネシー 『病気はなぜ、あるのか』、田沼靖一 『死の起源』、佐々木千賀子 『立花隆秘書日記』、ジェイムズ 『アスパンの恋文』、 『ワシントン・スクエア』
(Jun14 2003)
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