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バベジの階差機関・解析機関 |
解析機関 (analytical engine)
解析機関は、歯車の組み合わせで構成された、機械的な ﹁コンピュータ﹂ です。
パンチカードを読みとる入力装置、演算結果を印刷する出力装置、演算装置、
記憶装置からなっていて、今日のコンピュータとほとんど同じ構成になっています。
エイダ (Augusta Ada Byron) は解析機関のためのプログラムを作り、
﹁プログラマの始祖﹂ とされています。
今日のコンピュータで常用されている条件分岐、サブルーチンなどがすでに考えられていました。
計算機といえば卓上型の、四則演算の計算機しかなかった時代に、このような
桁外れの構想を持っていたバベジには、やはり ﹁コンピュータの父﹂ の名が相応しいように思えます。
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このページの画像は、THE HISTORY OF COMPUTING
(http://ei.cs.vt.edu/~history/),
NSF SUCCEED Engineering Visual Database
(http://www.ce.vt.edu/evd/default.html)
から許可を得て引用しています。
1999.09.19