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パナソニック、「スマート家電」を本格展開(1/2 ページ)

» 2012年08月21日 22時08分 公開
[ITmedia]

 パナソニックは8月21日、エアコンやドラム式洗濯乾燥機など6種の「スマート家電」を発表した。スマートフォンを介してクラウドサービスと連携し、「新たな快適性と利便性を提供する家電」(同社)。6月に先行発売した電子レンジとIHジャー炊飯器を加え、家電、健康器具を合わせて8機種をそろえた。

発表会であいさつに立ったパナソニック役員アプライアンスマーケティング本部の中島幸男本部長(左)。専用アプリ「panasonic Smart App」で各種機器をコントロール(右)

 パナソニック流のスマート家電は、白物家電が直接ネットワークにつながるのではなく、「おサイフケータイ」でおなじみのNFC(Near Field Communication)を活用する(エアコンを除く)。手持ちのAndroidスマートフォンに専用アプリ「panasonic Smart App」を導入し、スマート家電にタッチ(近づける)すると、さまざまなデータをやり取り可能。「スマホを介してクラウドにつながることで新しい可能性が生まれる。これがスマート家電」(パナソニック役員アプライアンスマーケティング本部の中島幸男本部長)。

先に発売されたスチームオーブンレンジ「NE-R3500」。スマホで調理メニューを選び、タッチ(中)。するとレンジの画面で調理モードと調理時間が設定された(右)


 
ドラム式洗濯乾燥機「NA-VX8200L/R」(実売想定価格は34万円前後)。洗剤のデータをクラウドサービスで取得(中)。洗濯メニューもタッチで転送(右)


 124使調
トップユニット冷蔵庫「NR-F557XV」(実売想定価格は30万円前後)。1日の扉の開閉回数や「エコナビ率」をチェックして節電意識を高める

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