インプレスは3月1日、インターネットを専門に扱ってきた月刊誌﹁インターネットマガジン﹂を、2006年5月号︵3月29日発売︶を最後に休刊すると明らかにした。
同社は﹁社会全体に大きな影響を与えるまでに成長したインターネットを、1つの雑誌でカバーすることは難しく、必ずしも読者ニーズに合っていないと判断したため﹂と説明している。
同誌は1994年9月に創刊。通巻136号で休刊する。公称発行部数は10万部。
インターネットマガジンのブランドは、同社のシンクタンク﹁インターネット生活研究所﹂の産業向けニュースレターに受け継ぐ。
今後同社は、﹁Web2.0的﹂ビジネスモデルや無線ネットワーク技術など大きな発展が見込める分野を、出版に限らず、ブログ、Webキャストなどを活用してカバーしていくという。
PC関連出版では、1988年に創刊した朝日新聞社﹁ASAHIパソコン﹂が3月15日号︵2月28日発売︶で、1989年創刊のソフトバンククリエイティブ﹁C MAGAZINE﹂が4月号︵3月18日発売︶で休刊するなど、老舗雑誌が相次いで姿を消す。
- ベーマガ、4月8日発売号で休刊へ
電波新聞社はこのほど、同社発行の「マイコンBASICマガジン」を2003年5月号(4月8日発売)で休刊するとホームページ上で告知した
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