IoT(Internet of Things)ベンチャーのウィンクル(東京都千代田区)は、好きなキャラクターと一緒に暮らせるという“ホログラムコミュニケーションロボット”「Gatebox」のコンセプトモデルを開発したと発表した。「主人」となるユーザーが好きなキャラクターの立体像を投影し、会話したり、生活を手伝ってもらったりできる。
「すべてのオタクの夢である、画面の向こうにいたキャラクターとの次元を超えた共同生活を実現する画期的なロボット」としており、今秋にクラウドファンディングで購入予約受け付けをスタートする計画だ。
ロボット市場が拡大する中、「従来の同じ見た目の量産型ロボットではなく、一人一人の趣味嗜好に合った多様性のあるロボットを作りたい」という発想のもと、同製品の開発を始めたという。今後は製品化に向けてコミュニケーション精度の向上に注力し、今秋にクラウドファンディングで購入予約受け付けを始める予定だ。
製品化に向けた採用強化のため、総額約9000万円の資金調達を実施した。インキュベイトファンド、プライマルキャピタル、iSGインベストメントワークスを引受先とする第三者割当増資と各種金融機関からの融資を組み合わせた。
同社は「クレイジーメイカー」をスローガンに「クレイジーで革新的な製品」を生み出すことを志して活動しているという。これまで、同じ趣味の相手とすれ違うと光るスマートフォンアクセサリー「AYATORI」などコミュニケーションを軸としたIoT製品の企画・開発・販売を行ってきた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR