ソースコード共有ツールを運営する米GitHubは1月29日︵現地時間︶、日本時間の28日︵木曜日︶の午前9時ごろから約2時間にわたってサービスがダウンしたことについて謝罪し、原因は自社データセンターでの停電だったと説明した。
GitHubの障害は世界規模のものだった。同サービスの利用者は現在、世界で970万人以上。政府機関や大手企業も利用しており、日本でも日立システムズ、ヤフー、サイバーエージェント、グリーなどが導入している。
GitHubは、同社の一次データセンターでの短い停電が連鎖的障害を引き起こし、GitHub.comの運用にとって重要な多くのサービスに影響を与えてしまったと説明する。障害の発生は世界協定時︵UTC︶の28日午前0時23分で、同日午前2時32分︵日本時間の28日午前11時32分︶には復旧したとしている。
1月28日のGitHubステータス
同社は「われわれのサービスのいかなる障害でも皆様の仕事に影響を与えてしまうことは認識しており、今回の障害について心からお詫びします」と謝罪し、現在サービスの回復力とレスポンスタイムの改善に取り組んでおり、今回の障害の原因についての調査結果を追って報告するとしている。
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