日本版iOSアプリ。29日午前10時時点でまだユーザー登録はできない
世界最大の音楽ストリーミングサービス﹁Spotify﹂がついに日本に上陸するようだ。9月29日朝までに、iTunes Storeに日本版のiOSアプリが登場。午前10時時点で会員登録できず、利用できない状態だが、広告入りの無料聴き放題プラン﹁Spotify Free﹂と、有料の﹁Spotify Premium﹂が案内されている。29日午後には都内で記者発表会が開かれる予定だ。
Spotifyは、音楽ストリーミングサービスの最大手で、06年にスウェーデンで創業。米国やカナダ、ドイツ、フランスなど欧米を中心にサービスを展開しており、世界で1億人以上のアクティブユーザーがいる。日本版は2012年に登録受け付けが始まっていたが、サービスはなかなか始まらず、ユーザーをやきもきさせていた。
29日朝までに日本版のiOSアプリがApp Storeに登場。ダウンロードは可能だが、会員登録はできない︵29日午前10時時点︶。Androidアプリも公開されているが、﹁招待コード﹂がないと利用できない状態だ。
アプリの案内文によると、日本版は3000万曲以上を収録しており、広告が時折流れる無料の﹁Spotify Free﹂と、広告なしで定額制の﹁Spotify Premium﹂があるという。
App Storeで公開されたSpotifyアプリ
FreeとPremiumがあるようだ
Freeはスマホ、タブレット、PCなどでストリーミング再生で利用でき、スマホではシャッフルモードで再生できる。タブレットとPCは、30日ごとに15時間オンデマンド再生が可能だ。
Premiumは広告なし・320kbpsの高音質で楽しめ、楽曲のダウンロードも可能。オンデマンド再生にも対応している。﹁トップApp課金﹂の欄には480円、840円、960円、1200円、1600円と書かれており、複数の料金プランがあるのかもしれない。
Spotifyの日本法人・スポティファイジャパンは29日午後1時から都内で記者会見を開く予定。ここで開始日時やサービスの詳細がアナウンスされるとみられる。本社CEO・共同創設者のダニエル・エク氏も来日して登壇する。
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