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WPA2の脆弱性「パッチで対応可能」 Wi-Fi標準化団体が見解

» 2017年10月16日 19時37分 公開
[山口恵祐ITmedia]

 Wi-Fiの暗号化技術「WPA2」(Wi-Fi Protected Access II)にセキュリティ上の脆弱性が見つかった問題で、Wi-Fiの規格標準化団体であるWi-Fi Allianceは10月16日(米国時間)、「簡単なソフトウェアアップデートによって解決できる」と発表した。既に主要なメーカー各社は対応するパッチをユーザーに提供し始めているという。

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 KRACKsWPA2Key Reinstallation Attacks

 Wi-Fi Alliance使使

 

 WebQ&A
photo ヴァンホフ氏が開設したWebサイト
  • 利用しているデバイスのアップデートを適用すること
  • Wi-Fiのパスワードを変更する必要はない
  • ルーターのセキュリティアップデートが必要ない場合もある(メーカーに問い合わせるべき)
  • デバイスにパッチを適用するまで「一時的にWEPを使う」判断は間違っており、WPA2を使い続けるべき
  • 脆弱性を初めて外部に公開したのは2017年7月14日頃。実験に使用したWi-Fi製品のメーカーに連絡した
  • 私(ヴァンホフ氏)はバグの奨励金を申請しておらず、まだ受け取っていない

ヴァンホフ氏が公開した脆弱性のデモ動画

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