バーガー「ウェンディーズ」復活 ファン「あの味が忘れられない」
2011.10.16 10:00
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米国第3位のハンバーガー・チェーン「ウェンディーズ」が2011年12月初旬に、表参道に復活する。
09年12月に、牛丼チェーンの「すき家」を展開するゼンショーがフランチャイズ契約を更新しないことを決め、惜しまれながらも撤退を余儀なくされた「ウェンディーズ」だが、待望の復活を喜ぶ人は少なくない。
四角いビーフパテにチリビーンズが人気
ウェンディーズの人気は、食べ応えのあるジューシーなハンバーガーに、ポテトにたっぷりのチリビーンズとチーズがかかったチリポテトなどのサイドメニューにある。
四角いビーフパテは他のハンバーガー・チェーンにはないウェンディーズのオリジナル。解体から流通までを一切冷凍しない独自の製法で、1枚1枚焼き上げていて、つくり置きをせずに店内でカットした新鮮な野菜とともに仕上げ、﹁おいしさ﹂にこだわる。
再上陸にあたって、米ウェンディーズと資本業務提携を結んだヒガ・インダストリーズのアーネスト・エム・比嘉会長はこれまでのメニューに加えて、﹁新たなメニューとしてプレミアム・サンドイッチやグルメ・トッピングを加えたハンバーガーなどを提供したい﹂とコメントしている。
米国で2011年9月下旬に発売された新作の﹁プロジェクト・ゴールド・ハンバーガー﹂をメニューに用意するとの情報もあり、そのバンズは温かくサクサクしているそうだ。
ネットではウェンディーズの﹁復活﹂を心待ちにしていたファンから、
﹁麻布十番、復活してくれ﹂
﹁早く関西も﹂
と出店を待ち望む声や、
﹁チリビーンズ!!チーズや生オニオンをトッピングしたあの味が忘れられません﹂
﹁本場のにくにくしたボリュームあるやつたのむわ﹂
と味にこだわる声が聞かれる。
09年12月の撤退間際には﹁駆け込み客﹂が殺到。主力の﹁ウェンディーズバーガー﹂や﹁チリビーンズ﹂といった人気メニューが売り切れる騒ぎになった。
﹁殴られても蹴られても立ち上がって日本にやってくるウェンディーズ。随分いじらしいじゃねえか﹂
といった応援メッセージもある。
すでに、新生ウェンディーズの魅力を日本全国に伝える広報アイドルも募集中︵10月24日まで︶で、2011年11月にはオーディションを開催し、選ばれた人は﹁ウェンディーちゃん﹂として約2か月間、広報やPR活動にあたることになっている。