ミスチル「抱きしめたい」、そっくり「パクられた」 平浩二が歌ったシングル、回収が決まる
2015.12.11 15:44
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国民的人気バンド、Mr.Children(ミスターチルドレン)の名曲「抱きしめたい」の歌詞が「パクられた」としてインターネット上で大騒ぎになっている。
指摘されているのは、歌手の平浩二さん(66)が歌う「ぬくもり」だ。所属事務所やレコード会社はすでに作詞家との話し合いを終え、商品の回収作業に入るという。
ひらがなにして100文字以上ぴったり重なる
﹁抱きしめたい﹂はミスチル2枚目のシングルとして、1992年にリリースされた。作詞・作曲はボーカル&ギターの桜井和寿さん。初期を代表する名バラードであり、好きな曲ランキングでも上位に上がることが少なくない。﹁出会った日と同じように~﹂から始まるフレーズを聞けば、ファンでなくとも﹁あの曲か!﹂と思い出せるだろう。
そんな有名曲とそっくりな歌詞の楽曲が、このほどネット上で発見された。1972年のヒット曲﹁バス・ストップ﹂で知られる平浩二さんの﹁ぬくもり﹂だ。シングル﹁愛・佐世保﹂のカップリング曲で、作詞は沢久美さんが担当している。
リリースは2015年5月と半年以上前だが、12月10日ごろにネット上で類似が指摘されると、途端に騒ぎになった。
歌詞を見比べると、確かに驚くほど瓜二つである。表記の違いや助詞の有無はあるものの、歌いだしの﹁出会った日と同じように﹂に始まり、1番はほぼすべてが同じ詞になっているのだ。
1番で異なるのは﹁霧雨けむる﹂が﹁霧雨の降る﹂に、﹁静かな夜﹂が﹁かがやく夜﹂になっている部分のみ。言葉の並び順まで同じで、ひらがなに直したところ、100文字以上がぴったり重なった。