日時‥2012年11月25日(日) 14:00~18:00
場所‥つくば国際会議場
主催‥特定非営利活動法人うぐいすリボン
協力‥コンテンツ文化研究会、NPO CCC
内容‥
著作権侵害や児童ポルノの抑止を目的に、インターネット上の情報流通に対して、法令ないしはソフトローによる規制がなされようとしていますが、手段の合理性・必要性についての客観的な検証が十分になされているとは言いがたい状況にあります。
そこで、この講演会では、エンジニアと法律家の﹁社会的役割﹂と﹁専門家の倫理﹂を問いかけ、インターネットの自由と倫理のあり方を論じました。
講演①
ブロッキングのコード 情報統制の技術的・社会的有効性
講師‥中川 譲 (日本映画大学 准教授)
情報社会学者。元Miau理事。 インターネットの自由に関して積極的な提言を続けている。 当日のスライド 参照‥ ﹁児童ポルノ禁止法改正案緊急声明についての解説﹂ ﹁未来は見えているか? 歴史が教えてくれる著作権法の怖さ﹂講演②
著作権問題を通してみる政治と法と倫理
講師‥白田 秀彰 (法政大学 准教授)
情報法学者。主著に﹃インターネットの法と慣習﹄。 NHKの人気番組﹁ザ☆ネットスター﹂﹁MAG-net﹂に出演。参照:
「〈怒〉知的独占 / 特許と著作権の経済学と法学をめぐる政治学」
「違法有害表現に関する覚書」