過去の展示情報

トピック展示 :

京都・檀王法林寺開創400年記念

琉球と袋中上人展 - エイサーの起源をたどる -


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展示期間:

平成23年11月1日(火)〜12月11日(日)

展示場所:

文化交流展示室 関連第9・10室

概要:


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主な展示品:

主な展示作品
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展示作品の紹介
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袋中上人像(尚寧王画賛)

京都府指定 袋中上人像(尚寧王画賛)
(たいちゅうしょうにんぞう(しょうねいおうがさん))
尚寧王筆
江戸時代 慶長16年(1611)
京都・檀王法林寺

京都府指定 袋中上人像(尚寧王画賛)
(たいちゅうしょうにんぞう(しょうねいおうがさん))
尚寧王筆
江戸時代 慶長16年(1611)
京都・檀王法林寺

尚寧王治世下の慶長14年(1609)、琉球は薩摩の島津氏に侵攻され、王は将軍秀忠に謁見するため江戸に連行される。以後、琉球は中国の冊封体制と日本の幕藩体制に両属することになる。賛に記された「辛亥」年は慶長16年、袋中60歳の賀にあたり、「春三月」は日本に連れて来られた尚寧王が帰国を待って薩摩に滞在していた時期になる。

重要文化財 琉球神道記

重要文化財 琉球神道記
(りゅうきゅうしんとうき)
袋中良定筆
江戸時代 慶長13年(1608)
京都・袋中菴


 


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黒漆塗人物図飾棚

京都府指定 黒漆塗人物図飾棚
(くろうるしぬりじんぶつずかざりだな)
中国・明時代か 16〜17世紀(推定下限1611年)
京都・檀王法林寺

京都府指定 黒漆塗人物図飾棚
(くろうるしぬりじんぶつずかざりだな)
中国・明時代か 16〜17世紀(推定下限1611年)
京都・檀王法林寺

袋中上人が、尚寧王より拝領したと伝えられる品の一つ。大形の飾棚で、四隅に支を立て、中央から左右に分けて各三段の棚を設ける。
琉球製といわれる飾棚の伝世品と比較すると、大形で例のない形式であり、琉球製というより、中国もしくは諸外国製と見なしたほうが妥当と思われ、琉球へは特注品として舶載されたものと推測される。






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 初日、11月1日(火)は、ミュージアムトークを開催!

トピック展示会場内において、担当学芸員による展示解説を開催します。ご希望の方は当日、時間までにお集まりください。

○ 時間:15:00〜(30分程度)

○ 聴講料:無料(ただし文化交流展の観覧料は必要

【関連催事】

事前レクチャー講座 アクロス・文化学び塾
「京都・檀王法林寺開創400年記念 琉球と袋中上人展 - エイサーの起源をたどる」

日時:

平成23年10月22日(土)
14時00分 〜15時30分

会場:

アクロス福岡 セミナー室2
(*会場は九州国立博物館ではありません。ご注意ください。)

受付:

事前申込。先着70名

料金:

500円

講師:

藤田励夫(九州国立博物館学芸部博物館科学課保存修復室長)

お申し込み・お問い合わせ:

アクロス福岡文化観光情報ひろば
電話:092−725−9100

詳細:

アクロス福岡Webサイト
http://www.acros.or.jp/[サイト外リンク]

うるま市無形民俗文化財「平敷屋(へしきや)エイサー」公演

日時:

平成23年11月13日(日)
〔1〕11時00分 〔2〕14時30分

場所:

九州国立博物館1階エントランスホール

出演:

平敷屋エイサー保存会

料金:

無料

講演会「袋中上人とエイサー・檀王法林寺」

日時:

平成23年11月13日(日)
13時10分〜16時00分
(途中14時30分よりエイサー実演あり)

会場:

九州国立博物館1階研修室

受付:

当日受付・先着順・定員50名

料金:

無料

内容:

  • 講師:信ケ原雅文(檀王法林寺住職)
    演題:檀王法林寺―京都と沖縄の架け橋になって―

  • 講師:石川登志雄(伝統文化財保存研究所代表)
    演題:袋中上人と檀王法林寺の宝物

  • 講師:園原謙(沖縄県立博物館・美術館主幹)
    演題:エイサーの過去・現在・未来


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