正確な文章の書き方

IIJ 技術研究所、山本和彦
作成 1995年11月23日
更新 2009年7月2日







人はいさ
心も知らず
ふるさとは
花ぞ昔の
香ににほひける
(紀貫之)



調





























稿







使使
















いつ、どこで、だれが、なにをしたか


主語、目的語、述語








[主語] [目的語] [...] [...] 動詞

"[]" 

使


近年のよく知られている印刷された駄作は、
驚くほど多くのブレークやダッシュで区切られている


近年の駄作の多くは、順接の「が」と
曖昧な「も」で接続されている

2使使


今日は晴れでしたが、明日は雨でしょう


今日は晴れでしたが、明日も晴れでしょう

使使

使1

使
今日は晴れでした。明日も晴れでしょう




大阪から東京へは新幹線で行く方法もある


AB

使AAA


大阪から東京へは飛行機で行く方法も新幹線で行く方法もある

A
大阪から東京へは飛行機で行く方法がある。
新幹線で行く方法もある

BA使
大阪から東京へは新幹線で行く方法がある

使

of2
父の写真











1
東京の兄の家

3


()

()




1


使

使


行き方には以下のものがあります


行き方には以下の選択肢があります


以下に示す行き方があります

1




















A使BC

A使BC




3 1











11()

 1000 



()















西使





 1000 




  

  

  


1



使


フェルマーの最終定理を解く方法が提案された。


私はフェルマーの最終定理を解く方法を提案した。



LaTeX  Word 使2


(一)

(二)








使

使



この新しい方式では両者の計算を同時に行うため、
高速に処理することが可能である

使
この新しい方式では両者を同時に計算するため、
高速に処理できる



使

使
「形容詞」+「名詞」+「行う」


「副詞」+「動詞」



1

使



経験を蓄えることができた


経験を蓄積できた

使



コーヒーを飲む人が非常に多い

使
コーヒーは、イギリス人やアメリカ人のみならず、
スウェーデン、アルジェリア、インド、そして、日本など
さまざまな国の人々に愛されている

1
夕日がきれいだった


目に痛いぐらい赤くにじんだ夕日が、
西の空を赤、朱、橙色に焦がし、
山の端に次第に溶けていった

使


使




時間をおいてから読み返す






最近の若者は文章の書き方を知らない


青年の中には
軽やかで正確な書法を身に付けている人もいるだろう。
しかし、
私の周りにいる義務教育を終えたはずの青年には、
丁寧な文体や正しい文法を修得しているとは思えない人が多い




この自動車は前の車のように遅くはない


この自動車は画期的に速くなった

1
秋に桜が咲くのは不自然です


桜は春に咲く花です。秋に咲いては不自然です



使






使




ABである


ACDであるBEFである



CDA
CDからなるのがAであるEFからなるのがBである
そして一番肝心なのはABであるということだ

CDEFAB 


ABである


それはすごい。もっと詳しく知りたい

80
先程Aと言ったが、それは実はCDである
また、BとはEFである


Cとは、実はGHのことである


自分の述べたい結論をまず最初に述べ、しかも、そこに時間をかける



3


Introduction

西使

Discussion



Conclusion

()



文章とは削ることと見付けたり 




書きたいことを押えて、押えて、
それでもまだ溢れてくる思いがあれば、
それを書きなさい










参考資料