エコナ、自社研究でもガン促進を示唆 花王はデータ公開拒否
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最新のCMでは、「日本人間ドッグ学会推薦」「厚生労働省認可のトクホ」をアピール |
発ガン促進作用の疑いがあるエコナ。﹁安全性は試験で確認している﹂と花王は主張するが、肝心の花王自身による研究結果も、グレーであることが分かった。この研究結果は、食品安全委員会でも﹁閲覧は可能だがコピーはダメ﹂という奇妙な扱いになっている。
花王にデータ公開を要求したところ﹁出せない﹂の一本やり。他所の研究には﹁まだ中間発表﹂と文句を付け、自社研究は公開せず、それで﹁安全と信じよ﹂と言う花王に、情報公開を迫った。
- Digest
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- 結論と食い違う、実際の実験データ
- そもそも差が出にくい実験条件 食品安全委員会でも指摘
- 閲覧はいいがコピーはダメ
- 記事にするなら事前に報告してほしい?
- 国には提出したが、消費者には出せない
- 出せない理由は、勝手に解釈してくれ
- 論文化は、いつになるか分からない
- 情報は出さないが、正確に報道しろ
- 勝手に記事にすれば良い
結論と食い違う、実際の実験データ
現在、エコナの発ガン促進作用を調べた試験は、3件ある。うち2つは国立がんセンター研究所が2005年に公表した、舌ガンと大腸ガンの試験で、舌ガンの試験で発ガン促進の疑いが出て再調査中であることは、前回、報告したとおりだ。
その同時期︵2004年1月から2005年1月︶に、花王は独自に民間の﹁DIMS医科学研究所﹂という発ガン試験の専門会社に委託して、発ガン促進作用を確認するための試験を行なっている。
この試験報告書は、食品安全委員会に提出され、﹁ジアシルグリセロール︵DAG エコナの主成分︶の安全性資料﹂の添付資料となっている。
しかし報告書の全文は委員会のメンバーのみに配布されただけで、傍聴した我々には様々な試験結果を要約した一覧表だけしか配布されなかった。その一覧表の説明では、エコナの主成分であるDAGで発ガン促進作用はなかった、と書いてある。︵注1︶
注1、「DAG投与に起因すると考えられる腫瘍発生の増加はみられず、DAGは全身諸器官への発ガン修飾作用を有さないことが示された。DAGの発ガン修飾作用を検討した結果、TG(トリアシルグリセロール 普通の食用油の主成分 注著者)群との比較において、DAGによる発ガン促進作用は無いと判断した。」(発ガン修飾作用とは発ガン促進作用と同じ) |
しかし、筆者が入手したその報告書の試験データでは、腎臓や膀胱などの一部の腫瘍が、エコナの主成分であるDAGを投与したグループで増えているのだ。
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発ガン2段階モデル(出典:「発ガンとがん細胞」黒木登志夫編 ガンのバイオサイエンス3 東京大学出版会1991)![]() |
このデータを理解するために、まず発ガンの仕組みと試験方法について簡単に説明させていただきたい。
ガンの発生には2段階あると考えられている︵右記参照︶。
まず普通の細胞の遺伝子が傷つき突然変異が起きてガン細胞に変わる段階。そこに作用するのが﹁発ガンイニシエーター﹂と呼ばれる物質だ。
2段階目は体内でできたガン細胞が、腫瘍に増殖する段階だ。そこでガン細胞の増殖を助けるのが﹁発ガンプロモーター︵促進させるもの︶﹂という物質。今回のエコナのDAGは、発ガンプロモーター作用が疑われているのだ。
発ガンプロモーターの働きを確認するための試験では、まず発ガンイニシエーターの化学物質をラットに投与することで、ガンの芽を造る。その後、発ガンプロモーターと疑われる物質︵今回はエコナの主成分のDAG︶を投与する。また比較のため別のグループには、普通の油であるTGを投与して、DAGを投与したラットがどれくらい腫瘍が多くできるかを比較するわけだ。
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花王が委託したDAGの中期多臓器発がん試験(2005)データの一部。
著者作成![]() |
図2をごらんいただきたい。筆者が入手したその報告書の試験データの一部だ。
この試験では、餌に含まれるDAGの濃度を変えて低用量、中用量、高用量の3つに分けている。まず大腸で、結節︵ガンの前段階と考えられる小さな粒状の隆起のこと︶が発生した個体数を比べると、対照群であるTGを与えたグループで19匹中12匹なのに対して、エコナのDAG低用量と中用量で19匹。この差は統計的有意な差になっている。
︵※﹁統計的有意差﹂とは、もし同じ実験を100回繰り返したら95回︵もしくは99回︶は差が出ると判断されるほどの差があるという意味。偶然による差ではないと判断される︶
腎臓では、ガンの一種である腎芽細胞種で、TAG群が19匹中12匹なのに対して、DAG低用量、高用量で20匹中19匹。また膀胱の尿路にできる移行上皮ガンでもTAG群が0匹なのに対してDAG低用量で5匹、高用量6匹と有意差が出ている。
ただ、DAGの用量が増えるほどガンが増えるといった関連性がはっきり現れていないので、このデータだけで、DAGが原因と結論は下せない。しかしこのデータで安全性を証明できていないことは確かだ。
そもそも差が出にくい実験条件 食品安全委員会でも指摘
この花王の実験データの問題点については、食品安全委員会のワーキンググループでも指摘されている。
「この17 の実験(この報告書を指す 筆者注)で、イニシエーションをやってからプロモーションを行った実験が報告されておりますが、それにつきましては、一応ネガティブと報告されておりますが、たくさん問題点があると思うんです。例えばDAG が0% のときに、インシデンスが例えば70% とか60% あって、それに更にプロモーション効果を見るとすると、20 匹使った動物の全例に出ないと有意差が出ないという実験条件でやっております。 例えば大腸などはそうですし、腎芽細胞腫の場合も、ほぼそれに近いように、そういう条件下で行われた実験です。しかもコントロールが事故で1 匹死んでおりまして、有意差が非常に出にくい条件になっているのです。そういう条件で出ないという結果が出ていることに十分留意して、評価しなくてはいけないと思います。」(2005年11月2日の食品安全委員会新開発食品・添加物専門調査会合同ワーキンググループ第1 回会合での長尾美奈子専門委員の発言) また、同じ会合で池上幸江委員も「この中ではやはりDAGがそれなりに線腫とか甲状腺ろ胞線腫で有意なデータが出ているんです。(中略)使われた匹数の問題とか、いろいろ考えると、これはもう一度厳密に精査する必要があるのではないかというのが私の1点目の意見です。この実験データだけから、がんに関して問題がないという結論を出していいのかどうかというところに私自身は疑義を感じました」とコメントしている。 |
長尾委員の指摘は実験条件の問題だ。比較する対照である普通の油︵TAG︶を投与した群で、すでにガンやその前症状が多数発生しているのだ。これではエコナのDAGの群で増えても統計的に有意な差が出にくい。つまり、できるだけエコナは危険だという結論が出にくい実験条件になっているのだ。
さらにこの試験でおもしろいのは、高リノレン酸、高オレイン酸、中鎖脂肪酸など他の油も一緒に試験している点だ。発ガン促進作用が指摘されていないこれらの油でも、なぜか腫瘍が増えている。
それが何を意味しているのかは、今のところ不明だ。可能性は二つある。他の油も危険性があるということなのか、それとも安全な油でも片っ端からガンを起こしてしまう、いいかげんな試験だということなのか。
花王は頼まれもしないのに、何故、他の油も試験しているのか?﹁エコナが問題にされるとすれば、他社の製品も道連れだ﹂という花王の殺気も感じられるデータだ。しかし少なくともエコナは、﹁健康に良い﹂という宣伝が許可されている、特定保健用食品︵トクホ︶。他の油は、中鎖脂肪酸以外はトクホではない。
このデータから我々が判断できることは、少なくとも、何か特定の成分を高濃度にしたものには気をつけたほうがいいな、という程度である。これで﹁安全﹂といわれても困ってしまう。
--はい、その記事を書いた植田です。
閲覧はいいがコピーはダメ
このデータを入手するに当たっては、実は別の問題も浮上している。食品安全委員会に行き、データの閲覧を申し込んだところ、閲覧は可能だがコピーや写真撮影などは禁止だ、というのだ。理由を尋ねたところ﹁著作権の侵害になるから﹂という。 おかげで、食品安全委員会で約2時間、報告書の中のデータや、めぼしい箇所を、ノートに手書きで書き写した。またそれを再びパソコンに打ち直して表にする作業で2時間。合計4時間の時間をかけてしまった。とても全文は書き写せなかった。 しかし、なぜコピーができないのだろうか?食品安全委員会にすでに提出されているデータについて、我々市民が調べようとしても十分にアクセスできないのは問題ではないのか?少なくとも食品安全委員会は著作権者である花王に対して、一般公開できるように求めてほしいものだ。 とりあえずもっと詳しく調べたいので、花王からコピーをもらおうと、再度、花王のお客様相談センターに電話することにした。 そこで7月28日に、前回対応してくれた﹁消費者相談センター﹂のフカザワさんに、電話をした。記事にするなら事前に報告してほしい?
--今日お電話したのは、返品についてはデパートの方に問い合わせてくれという話だったですが、やはり返品は受け付けないということでした。それでどうしようかという点が1点です。 もう一点は、﹁花王は独自の試験で安全性を確認している﹂と言われたので、私も調べたんですが、花王が研究委託された﹁DAGの中期多臓器発がん性試験﹂というのがありますね。食品安全委員会ではコピーはダメと言われました。著作権は花王でお持ちだとおもったので、そのコピーを一部いただけますか? ﹁その前にご確認させていただきたいのですが。先日マイニュースジャパンというウェブを見たんですが、ここで私たちの対応についての記事を書かれた植田さまですか﹂
「そうですか。私どもとしましては、
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言及するかもしれないけど面倒くさいかもしれない。/中期発がん性試験は2008年にPublishedされている。
食い物に関しては保守的なのが一番
20060802
花王エコナの発癌性疑問。2006年の記事
げっ歯類を用いた二年間の発がん試験でも陰性なのに叩かれるエコナw 発がん性試験までやってさらにプロモーター試験までやる健康食品なんてそうそう無いだろ・・
facebookコメント
読者コメント
エコナやヘルシアが問題あるなんて最近知りました。
花王さんどうなんですか?
はっきりするまで差し控えさせていただきます。
法事の品でもらったものがあるがどうしようかな・・・
医薬品のデータ捏造みたいだな。花王らしいやり方だ
日経記事では、食安委は11月に審議結論を出すと言っていますが、花王が用意する追加データだけで判断するというみたいです。なんか同じことの繰り返しみたいですね。。
癌患者様、おつとめご苦労様です。癌は遺伝やストレスが最大の原因でしたか。あなたの自己責任ですね。御愁傷様です。発ガン性に関する研究を台無しにする新学説に感銘しました。これからも補助金目当てのえせ研究を弾劾して下さい。あ、癌患者だから短期決戦ですね。
私は癌患者ですがエコナとの因果関係なんて気にも留めないし遺伝やストレスの方がもっと重大と考えています。花王製品にはいつも感心しているし今後も愛用します。花王さん頑張ってください。
自主回収に踏み切った花王は凄い!!癌細胞なんて毎日、出来てるし質の悪い油は動脈硬化が起こるし、
やたら神経質になってる人が愛煙家だったりしたら大笑い!私はエコナが大好きです。
「トクホ」と言う制度自体を止めさせるべきです。取得するには何千万円も経費がかかる。払えるのは大企業だけです。
マスコミ操作も出来る。トクホを取ると健康によいと宣伝できるので高い高い宣伝費を使って消費者をだます。どんなに健康によいものでもトクホを取らないと健康によいと言えない。言えば罰せられる。
高い経費で「トクホ」取得~多量の宣伝~流通も抑える~消費者だましのサイクルを止めさせよう!
ジアシルグリセロール(DAG)は生体内のタンパク質、PKC(protein kinase C)を活性化する作用があります。そのPKCの活性化は発癌に関わっていることが報告されています。
日本という国の悪臭の典型例じゃないですか。
害悪まきちらし産業の支援。
花王の商品は良い商品だと思ってたのに裏切られた!!再発売しても買おうと思いません。
だいたい、トクホやサプリで同じ成分を摂取し続けることに危険があると思います。たとえ野菜等に普通に含まれる成分でも多量に摂り続けると毒性のあるものや副作用のあるものもあります。高いお金を出してトクホを買い続けるより、食生活を見直すべきでしょう。
今日金券が送られてきました。商品代金+消費税のUCギフトカードでした。返品をご希望の方は絶対にあきらめずに、根気強くリダイヤルして返品しましょう。
腹立つ。全然つながらないし、自粛してるのに安全性を押してるし。いさぎよくみとめたらええねん!!
エコナを長期摂取してきた人たちを対象にした疫学調査が必要ですよね。国に求めていきましょう。
エコナを返品したいのですが、賞味期限が09.7・12ですが返品出来るでしょうか
お盆に頂いたばかりのセットとお中元に頂いたセット(半分使用)があります。頂き物なのでレシートはありませんが、使う気になれません。こういった物の返品にも応じて欲しいです。
電話は朝からつながりません。
今 3個も持ってますが、どうすればよいでしょうか?
回収行ってないですか?
今まで食べた分に関してもし何かあったらどうしてくれますか?
ひどすぎる。何かあったら責任とってくれるのか?
このエコナは以前からおかしいと感じていた。高額のトクホを取得すれば健康によいと言えるのは許せない!膨大な量の宣伝でまやかし企業の代表だ!石鹸だけやっておればよかったのだ、花王は隅田川岸の小さい石鹸やだったんだよ、ついこの前までは、まじめにやれよ!
花王製品全体の信用がなくなります。返品に対応しないと、不買運動が起きるんではないでしょうか。
薬外になりかえない早急に回収シテ下さい。花王様
返品に対応してください。
確かに、食品安全員会で、問題ないとの結論が出た。その根拠は、皮膚2段階発がん性試験で発がんプロモーション作用は弱いというもの。花王は、癌の発生を予防するために、発がんプロモーション作用が分かっている食品を、会社責任で回収すべきではないのか
自然淘汰ってこういうこと?楽してやせたい人が、危険な食品をうたい文句に乗せられて買う。
花王は川崎病の時にも
不穏な動きをした会社
ですよね。
信用できません。
発ガン性云々はともかく、アメリカで排除が現在進行形で進んでいる「トランス脂肪酸」がたっぷりってことは事実みたいですね。
(続き)個人的にエコナは値段高くてご縁ないっす。(苦笑)ていうか、普通に運動して脂っこくない食生活をすれば、高いエコナのお世話になることはないと思いますが・・・。
やせたい、でも油っぽいモノ食べたいという楽をしたいという考えは、やっぱり私は持たない方がいいかなと。経験上、油モノ中心食生活と縁を切らないと肥満脱出はできまへん。(汗)
消費者も、自分で判断する力を持って、自分の判断に責任を持つべし。
「花王が委託したエコナの発ガン促進作用の試験の一部」を読ませていただきました。対照に使った油脂の詳細と発癌剤の用量を教えてもらえませんか。実験条件を意図的に設定したことを、説明できるかもしれません。
環境ホルモンがほ乳類に与える影響はほぼゼロ、魚類については一部に影響が見られるものの、当初考えられていたよりもはるかに少ない物質でしか見られませんから、その業界団体の結果が間違っているとは言い切れませんよ。
花王の広告費にかなりの金額をかけています。いつぞやかの年間広告費が自動車メーカーと並んでトップ5に入ってたのを記憶しています。
その昔、カップ麺の容器などに含まれる「環境ホルモン」が男性(オス)の生殖を減退させると話題になったとき、某業界団体はメスの魚に環境ホルモンを投与する実験を行い、卵巣に全く変化はない/生殖能力に異状はみられなかったと、一面ぶちぬきの新聞広告打ってたな。花王の実験もそのレベルじゃないの?発ガン促進あるある?
厚生労働省は、薬害エイズ、薬害C型肝炎を引き起こしました。これも同じでしょう。
かつてメーカー廻りしてセールスプロモーションした時代があった時、研究室で何かやっているが、新案を持って訪問しても採用するのではなく、資料だけ回収してご苦労さんダヨ、その後新案をパクッテ新商品発売とクル、サッポロビール、伊藤園、ロッテメーカーのポリシー無し。ビール、焼酎社はデーターを開示せよ、メーカー品は危ない。絶対言えてる>
各メーカーがISO認定なんてイチッヤテ、さも私どものメーカーは世の中に気配りをして害を出さない会社の如く、アピールして生きてかすけど、デタラメ資料と公害のゴミはメーカーの産物、工場内にゴミがないようにと自分達の立場のみの現状確保のみ。。。話にならん・・・認定許可マンより。
トクホマークなんて、ホント信用してはダメ。。。偉そうに厚生省と結託された認可マークは、とにかくお金がかかるのョ、1点マークに4000千万かけてデタラメダ、元メーカーマン
トクホ自体、過大な期待を抱かないほうがよいと思う。
油ものは極力控えましょう!舌は変わっても日本人は江戸から数えてもまだ数百年、数千年~万年の遺伝子は変われてないと思うのです。たぶんとなりの大陸は元々食べたものからして更に日本より大変なことになりそうです。エコナは免罪符代わり?
ppさん。花王のニュースにかこつけて、ファーマネクスの宣伝するのはやめませんか?そういう事するからネットワークビジネスの人間は品性がないなんて言われるんですよ。
親に、エコナは買うなと忠告しました。返答、かったことはあるけど、あんな高い油滅多に買わんwwwまあ、オレも、あの値段ならオリーブオイル買ったほうがずっと健康にいいと思う。
高脂血症なんですよ!「生活習慣病」って言葉にも憤りを感じてました。まるで私の生活習慣を咎められてるような気がして…。だけど、あのCMのやり方といい、『特定保険用食品』といい、これじゃあ気をつけてたって病気になるじゃん!
>なぜ他の油も実験しているのか?サイエンスの世界では対照実験を行うのは常識です。
花王製品を買わないのなら買わなくてもいいじゃん。でもppさんの知らないとこでppさんはいっぱい花王製品使ってるの知ってた?
花王は商品を市場に出している以上、マスコミにも消費者にも正確な情報公開をしてもらいたいです。最近、エコナの値下げが目立つのはこの記事の影響でしょうか?
トランス脂肪酸の発ガン性は、まだ証明されておりません。情報提供は伝聞に頼らず、正確を期しましょう。
エコナだけにガンの促進作用があるかの様な記事はますます消費者の混乱をまねいていますね。表現方法が他になかったのでしょうか?
食用の油で問題のない物を見たことも聞いたことも無いですね、脂肪酸と言ったほうがいいのかなぁ、不飽和脂肪酸もリノール酸も多量に摂取すればば発ガン促進作用はあるし、それ以外でも加熱すればあらゆる食用油は発ガン性があり有害と云われているトランス脂肪酸を生成する、摂りすぎといっても摂取量がそのまま吸収量ではないので影響は個人差がありますしね。リスクはあるが食べる本人しだい。
ジグリはふつうの油にも入っているの知ってました?それでみんなガンになるんだね!
エコナに限らずトクホには、?がつく商品が他にも。そもそも安全性への配慮はなさすぎです。ヘルシアも実際の効果をあげるにはいったいどれだけ飲む必要があるのか。それだけ飲んだらカフェイン量がアウト。トクホの制度そのものの見直しを!
糖尿病で入院した際に主治医からエコナに対する懸念を聞いていました。臨床データなどある一定期間以上の裏付けデータが公開されてないものは医者としては心配だと…
健康・環境について、クローズアップされる昨今それに逆行する姿勢の企業の対応に腹立たしさ100倍です。怖い話がいっぱいありますが、今回は直接口に入る食品として、『エコナ』と言うネーミングに消費者は惑わされ健康に結びく、『作家の娘二人」がするコマーシャルにも惑わされ、消費者は騙され続けています。「体に脂肪がつきにくい」こんな紛らわしい表現を是とする消費者にも責任があるかもしれません。
っていうか、結局トランス脂肪酸が含まれてる油だからもともと食べようとは思わない。もっとはっきりした対応してほしいですね。
厚生省特保のお墨付きをつけてしまえば例え火のないところに煙は立たなくても。国が薬害エイズのように火を消してしまうのでしょうね。
油自体がそもそも体に良いという様には思えませんけども・・。勉強不足ですけど。
某お茶でカテキンの苦味を消す目的で添加しているサイクロデキストリンにも怪しい噂。不溶性のβ型を使用しているため、体内に徐々に蓄積されるという。世界食品添加物専門家会議(JEFCA)による一日許容摂取量は、β型だけ上限が設けられており5mg/kg/day。体重60kgの成人、1日1本ですでに危険水準かも知れないですな。
発ガン促進orダイエットを取るか?悩む前の問題提起ですね。焦げた焼き肉もおいしいんだけど発ガン性で食べずらくなった。エコナも改善しないといけないね。
お役所なんて許可しても所詮【誰も責任をとる人間なんて居ない!】のですから....(公務員の常識は世間の非常識!)大企業も同じ!世の中を見ていれば分かります!消費者がもっと賢くなって、勇気を持って警鐘を鳴らしてくれる人の話に耳を貸す事!【疑わしきもの口にせず!】結局最後に苦しむのは自分なんですから....
これでDAGと見ると、すぐに「悪者」と思う人が増えるかもね。コレステロールと同じで、DAGも人間の細胞中で重要な機能を担う物質。もちろん花王製品の化学構造や供給の経路は自然とは違うかもしれないけど、最低限DAG=悪者という短絡的な誤解がないように記事を書いて欲しいです。
消費者に何らかのコメントが欲しいですね。今のままだと購入しずらいですね。脂肪はつかないがガンが付くではシャレにもならないですよね。
花王だから、信じていますのでエビデンスを示し、優良企業の”範”を示してもらいたいですね。研究職としてはやりとりを勉強して安全・安心な物を提供したい。
「トクホ」で企業イメージを高めた感は否めない。日本を代表する企業なのだから、それにふさわしい対応を期待する。ま、当面絶対今後は暫く、「エコナ」は買いませんがね。
メーカーだけでなく、「トクホ」を認可した厚生労働省にも是非を問いたい。このままグレー扱いなら、少なくとも「買おう」と思わない。
花王のCSRの取り組みは立派な理念です。http://www.kao.co.jp/corp/csr/index.html「必要な情報を、正確、迅速かつ公平に開示し・・・消費者・・・との対話を通じて・・・透明性を高めます」この理念に従ってくださいね。
花王さん隠すから,記者は別ルートから情報を得ようとするのです(それが仕事)。だから,全部出せば「あっそうなのか」と,納得したりもするのです。企業防衛のためには,情報を出すべきですよ。広報担当者の常識ではないですか
花王には是非社会と会話する方法を学んでほしいと思います。排気ガスや紫外線にさらされている現代生活で100%安全に生活できると思っている人はいないでしょう。だから情報の非対称性を利用するのではなく、定められた安全性を満たしているならば堂々と商品のメリットとリスクを開示して自社の正義を主張していただきたい。その提案を支持するかどうかは消費者が判断することです。
花王の担当者が読んでいるというのは,うれしいですね。ぜひ,コメントいただきたい
記者からの追加情報
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