第32回 関西館資料展示「クイズ本・なぞなぞ本、大集合!」
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![第32回 関西館資料展示「クイズ本・なぞなぞ本、大集合!」ちらし](/jp/event/exhibitions/kansai_202402.jpg)
主な展示資料紹介
※︻ ︼内は当館請求記号江戸時代~ 判じ絵、懸賞雑誌のクイズ
●智慧の考四方の読込み / 加藤福次郎,1894.1 ︻特44-983︼![](/jp/event/exhibitions/32-gazou.jpg)
﹁絵﹂を判じて︵解く・推理する︶答えを導き出す﹁目で見るなぞなぞ﹂を﹁判じ絵﹂﹁判じ物﹂﹁考え物﹂などと言う。本資料は、一つの絵の縦横斜めそれぞれで文字と絵を読む考え物である。例えば、図左上の梨の絵は、縦に﹁かなしひ︵い︶別れ﹂、左上から斜め に﹁はなしの序︵ついで︶﹂と読む。 ●新知識遊戯﹃嵌め字﹄クロス・ワード・パヅルの新題 / ︵掲載誌 サンデー毎日 第四年第十號大正十四年三月一日, 1925.3︶︻雑54-201︼ クロスワードパズルを日本で初めて紹介した雑誌記事。クロスワードパズルの発祥は不明だが、1913年にアメリカの新聞記者であるアーサー・ウィンが﹃ニューヨーク・ワールド﹄紙で連載を開始したことで人気となった。週刊誌である本資料の3月1日号にクロスワードパズルの概要と例題が掲載されており、次号の3月8日号から毎週1問ずつ出題が始まっている。
戦後~ テレビ・ラジオのクイズ番組
●TVクイズ大研究 /北川宣浩 著. 朝日ソノラマ, 1980.12︻Y78-5311︼ 当時のテレビのクイズ番組に一般人が出場するためのノウハウが書かれた図書。﹁アップダウンクイズ﹂﹁クイズタイムショック﹂﹁アメリカ横断ウルトラクイズ﹂などの番組の説明、応募ハガキの出し方、予選の状況、勉強法、本番の状況などを紹介している。 ●クイズ文化の社会学 / 石田佐恵子, 小川博司 編. 世界思想社, 2003.3︻UC251-H12︼ 本資料は、クイズ形式のコミュニケーション、つまり問いと答えという形式の文化を、歴史的・比較文化的に分析している。クイズ番組のみならず、活字メディア、ゲーム、イベント、インターネット、ことば遊びや日常会話などの身近なコミュニケーションを広く対象としている。巻末資料として、日本のラジオとテレビのクイズ番組の一覧表が収録されている。平成~令和 パズル本、謎解き本
●数と図形のパズル百科 / David Wells [著], 宮崎興二 編訳, 日野雅之, 鈴木広隆 訳. 丸善出版, 2017.10︻MA34-L33︼ ウェルズはイギリスのパズル作家・数学者。紀元前から現代に至るまでの数と図形に関するパズル計 568 題を、どのような歴史的・実用的価値を持つか、どんなからくりになっているのかという観点から解説している。各パズルは歴史的な流れに沿って列挙されており、ルーツがわかる資料や参考文献も充実している。 ●リアル脱出ゲームpresents究極の謎本 / Scrap 著. Scrap出版, 2016.6︻Y88-L2326︼ リアル脱出ゲームの企画運営を行う株式会社 SCRAP が出版した謎解き問題集。リアル脱出ゲームとは、会場に集まった参加者たちが協力して謎を解き、その場所から脱出することを目指すゲームである。平成19︵2007︶年に京都で初めて開催されて以来、現在は全国各地の様々な場所で開催され人気を博している。本資料は、ファンクラブ向けに WEB 上で公開された謎を収録している。脱出成功率約10%とされるリアル脱出ゲームの中でもとりわけ難しい謎が並んでいるが、解答のほかに、ヒント、正答率、最速タイムも記載されており、初心者から経験者まで誰でも謎解きを楽しめる構成となっている。日時 |
2024年 2月22日(木) ~3月19日(火) 9時30分~18時00分 ※日曜・祝日を除く |
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会場 | 国立国会図書館 関西館 閲覧室(地下1階) |
参加費 | 無料(18歳未満の方は所定の手続きの上でご覧いただけます。) |
お問い合わせ先 | 電話:0774-98-1341 (関西館資料案内 9時30分~17時00分) |