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乗っ取られた中国の改革派雑誌「炎黄春秋」
編集委員 飯野克彦
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中国の体制内改革派の拠点となってきた雑誌「炎黄春秋」が、停刊に追い込まれました。四半世紀の歴史に終止符を打ったのは、当局による乗っ取りです。習近平国家主席(63)率いる共産党政権は、1989年の天安門事件の後としては最も厳しい言論弾圧を進めているのです。
オランダ・ハーグの仲裁裁判所が南シナ海に関する中国の主張を完膚なきまでに退けた12日、中国芸術研究院という団体が1枚の文書を出しました。「炎黄...