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礒崎氏に聞く「実現性は横に置き」 自民2012年改憲草案
憲法のトリセツ インタビュー編
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自民党が2012年に発表した憲法改正草案の作成で実務を担った礒崎陽輔・元参院議員に当時の経緯などを聞きました。
――05年案があるのに、新たな案をつくることになったのは、野党になったからですか。
そこがいちばん大事なところです。これは自民党としての案なのです。05年案と12年案はそもそも目的が違います。05年案は党を挙げてつくった立派な案でしたが、憲法改正の実現性を重視し、連立政権を組む公明党へ...
憲法改正をめぐるニュースが増えています。
憲法が果たす役割とは何でしょうか。今後どう改憲論議が進むのでしょうか。
このコラムでは実際の判例や歴史を交えて、憲法のわかりやすい﹁取扱説明書﹂をお届けします。