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2015年10月29日(木) 経営方針説明会 / 第2四半期決算説明会
任天堂株式会社 社長 君島 達己
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まず、ニンテンドー3DSについてです。


こちらは、国内市場における、ニンテンドー3DSハードのセルスルーを昨年と今年で比較したものです。
発売から4年半以上経過しているニンテンドー3DSハードの販売は、『大乱闘スマッシュブラザーズ for ニンテンドー3DS』や『妖怪ウォッチ2 元祖/本家』などの発売があった昨年と比べて、やや減少しています。


こちらは、国内市場における、ニンテンドー3DSソフトのセルスルーを昨年と今年で比較したものです。
夏から年末にかけての6か月間で、ダブルミリオンが5タイトルも登場し、3DSソフト市場が盛り上がった昨年ほどの勢いはこれまでのところありませんが、『妖怪ウォッチバスターズ 赤猫団/白犬隊』や『どうぶつの森 ハッピーホームデザイナー』などミリオンヒットタイトルも登場し、今後も、任天堂の自社ソフトや、ソフトメーカーさんの期待作の発売が予定されています。



3DS
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こちらはアメリカ・ヨーロッパ市場における、ニンテンドー3DSハードのセルスルーを、昨年と今年で比較したものです。
海外市場では、今年の2月に、New ニンテンドー3DSを発売し、その影響があって昨年を上回るペースで推移しています。


こちらはアメリカ・ヨーロッパ市場における、ニンテンドー3DS自社ソフトのセルスルーを、昨年と今年で比較したものです。アメリカ・ヨーロッパともに昨年を少し下回る販売推移となっています。昨年10月には『スマブラ』の発売がありましたので、10月に入ってから昨年と今年のセルスルーの乖離がより大きくなっていますが、アメリカやオーストラリアではこのホリデーシーズンに発売が決定した『妖怪ウォッチ』などの投入によって活性化を図ってまいります。


こちらは、昨年発売した『大乱闘スマッシュブラザーズ for ニンテンドー3DS』と『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』の今年に入ってからの販売本数を、日本、アメリカ、ヨーロッパで比較したものです。どちらのタイトルも、アメリカ・ヨーロッパが日本の販売数量を上回っております。
これまでも申し上げておりますとおり、特に海外市場では、ハードは新作ソフトとともに売れるだけでなく、定番として定着した大型タイトルと一緒に売れていく傾向がありますので、これまで発売した豊富な定番ソフトの活性を高く保つことで、ハードの普及を目指していきます。
アメリカでは、年末のホリデー商戦期間に、人気の定番タイトルの購入促進を目的とした3DSホリデーキャンペーンを計画していますし、ヨーロッパでも、『とびだせ どうぶつの森』、『トモダチコレクション』といったタイトルが継続的に売れていることや、「Nintendo Selects」と呼ばれる廉価版ラインアップの投入による足元の好調なセルスルーも確認できておりますので、市場が盛り上がる年末にかけ、お子様を中心に販売をさらに伸ばしていきたいと考えています。


こちらは、2015年10月以降に順次、各地域での発売を開始した3DSタイトル、ならびに発売を予定している3DSタイトルで、既に発表済みのものです。
ご覧のように多くのソフトがこれから登場しますし、ここに掲載されていない未発表のソフトの開発も進めております。国内市場では、ソフトメーカーさんの3DSソフトの開発意欲も高い状態が維持されており、国内のソフトメーカーさんのヒット作を海外に展開するお手伝いも、引き続き行ってまいります。


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