2024年6月25日

物流施設の点検業務を無人化へ
ドローン×SDPF for Cityで業務負担3割削減をめざす!

NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は、物流施設事業のDXパートナーとして、大和ハウス工業株式会社様(以下、大和ハウス工業、敬称略)と継続的に業務改善の取り組みを進めてきました。2025年度からの導入に向けて今まさに進めているのが、複数の企業が入居する大規模なマルチテナント型物流施設「DPL(ディープロジェクト・ロジスティクス)」の点検業務をIoTで自動化するシステムの構築です。

ビル内のさまざまな設備を連携させるスマートビルディングプラットフォーム「Smart Data Platform for City」(以下、SDPF for City)と、AIによる自律飛行技術を搭載したドローン「Skydio」を活用し、点検業務の負担削減をめざしています。

これまでの経緯と現在の状況、今後の展望について、スマートワールドビジネス部(以下、SWB)スマートシティ推進室の祐源一后さん、5G&IoTサービス部(以下、5G&IoT)ドローンサービス部門の石川泰典さん、関西支社の村川幸則さんにお話を伺いました。

左から、石川さん、祐源さん、村川さん

大型化する物流施設。点検作業の業務負担が課題に

「大和ハウス工業」と聞くと、住宅メーカーのイメージが浮かぶ方も多いのではないでしょうか。しかし、実際には売上高に占める戸建住宅事業の割合は2割弱と、住宅以外にも実に多様なビジネスを手掛けているのです。中でも、2013年以降、特に注力されていたのが物流施設事業で、NTT Comは共創パートナーとして物流施設DXに取り組み始めました。これまでの歩みについて、大和ハウス工業の営業担当を務める関西支社の村川さんに伺いました。

村川さん


DPL20202021



20245100DPL1

DXDX

SDPF for CitySWB5G&IoTAI


SDPF for CitySWB

祐源さん


3

12PFSDPF for CityPF3PF

PF

システム全体像




1

221

3SDPF for CityPFNTT Com

SDPF for City


202011Skydio,Inc.Skydio5G&IoT

石川さん。手にはSkydio社のドローン


Skydio36GPS使GPSSkydio

NTT ComSkydio202011SkydioSKYDIO MASTER INSTRUCTOR

2020Skydio

SkydioDPL

Skydio

ドローンシステムの概要と特徴

2025年度からの導入に向けて

無人点検管理システムを社会実装すべく、埼玉県内の「DPL」において2023年から複数の実証実験を重ねてきました。

2023年3月の実証実験の様子


1

SDPF for City


3DPL2025

調

SDPF for City

2024DPL


NTT ComPF調




運用管理画面のイメージ

社員メッセンジャー

NTTコミュニケーションズスマートワールドビジネス部 スマートシティ推進室

祐源 一后

少子高齢化や人手不足といった社会課題をマルチロボット最適化ソリューションで解決すべく、よりロボットフレンドリーなスマートシティ作りに貢献できるよう日々取り組んでいます。

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