オーストラリア発祥のコーヒーショップチェーン「Muzz Buzz(マズバズ」が、鳥取市吉成に19日オープンするのに先駆け、18日、報道陣に店舗が公開された。
マズバズは豪州など3カ国で約70店を展開。日本には3月、埼玉に初出店したが、特徴であるドライブスルー型店舗は鳥取が日本1号店となる。新店は「鳥取ファーマーズガーデン店」。曲線を多用したデザインで、欧州系の深い味のコーヒー、生ソーセージのホットドッグ「ソーセージシズル」など、ドリンクやフード、スイーツ計約40種類を販売する。
マズバズは当初、鳥取市の鳥取砂丘に9月、ドライブスルー1号店を出す計画だったが、国立公園内のため、景観上の問題で国への建築の申請が長引いていた。屋根を付けるなど設計変更で建築が許可されたため、同社では来年4月にも、鳥取砂丘店を開くとしている。マズバズのウォーレン・レイノルズCEO︵最高経営責任者︶は﹁日本の文化を大切にし、変更を喜んで受け入れる﹂と述べた。