WZ Editor for Macは、WZ Editor 10 for Windows(since 1995)と同等の機能と操作体系を macOS 上で提供するテキストエディタです。
キーボードで素早く操作できます
﹇メニューバーとファイルメニューの表示﹈
キー定義は、標準、VZ Editor ライク、MIFES ライク、Emacs ライク、秀丸エディタライクから選択できます。 メニューバーを秀丸エディタライクにも設定できます。
MacBook Pro のタッチバーに対応します。 ファンクションキーに割り当てたコマンド名称をタッチバーに表示して操作できます。
単語・熟語・名称を楽に入力できます
﹇かな入力﹁て﹂の補完候補表示例﹈
日本語の候補表示は内蔵 IMEWZ imeの機能を使用しています。 117 万語の内蔵辞書から補完候補を表示することもできます。 WZ ime をONにすると、テキストの語彙に沿った変換候補を表示します。
設定を多数記憶して執筆・編集環境をすぐ復元できます
折り返し字数、テキストの配色、フォント、縦書きなどの設定は、ファイルタイプごとに記憶します。
別のファイルタイプの設定を適用したり、ファイル専用の設定にも対応します。
[設定ダイアログ表示]
設定をテキストファイルに埋め込むこともできます。
受け渡し先の WZ Editor でファイルを開くだけで設定も復元されます。
アウトラインで長文やプログラムを見通し良くできます
﹇Objective-C プログラムのアウトライン表示例﹈
﹇option+↑﹈﹇option+↓﹈で、すぐに見出しを入れ替えます。 ﹃アウトライン編集﹄機能で、見出しの入力や作成も簡単にできます。
アウトラインメニュー﹇option+O﹈の﹃アウトライン検索﹄をONにすると、検索にマッチした箇所と見出しを絞り込み表示します。
﹇ID_UTF のアウトライン検索例 識別子を使用している関数がすぐにわかります﹈
文字数・行数・枚数を確認しながら執筆できます
﹇文字数行数カウンタツールと、ステータスバーの原稿用紙枚数表示﹈
ステータスバーをカスタマイズして原稿用紙枚数を表示することもできます。 全角文字の数え方︵1字または2字︶などの細部の設定にも対応します。 漢字/ひらがな/カタカナの割合、英単語数、選択範囲内のカウントもできます。
素早く検索できます
﹃キーワード俯瞰﹄で、検索にマッチする箇所だけを絞り込んで表示します。 次検索を繰り返すことなく検索箇所を一覧で確認できます。
﹇"width" を含む行を絞り込み表示﹈
﹃リファレンス表示﹄で、プログラムの関数の使用箇所や定義箇所をフォルダ内のテキストファイルから自動で検索してすぐに開くことができます。
﹇"vpropint" のリファレンスを表示/関数宣言は[defunc]、関数定義は[head]と青字で表示﹈
プレビュー対応の﹃Grep﹄でフォルダの全ファイルから検索することもできます。
﹇Grep の結果一覧表示と、その箇所のプレビュー表示﹈
多数のテキストを開いて並べたり複数の表示ができます
ウィンドウに 90 ファイル程度までのテキストをマルチタブで読み込んで編集できます。
ウィンドウを縦 2 分割や横 2 分割して、2 つのテキストの並列表示が簡単にできます。
[編集テキストの 2 箇所を並列表示]
編集テキストを別のウィンドウで開いて編集できます。
たとえば同一テキストの先頭部分を常に参照しながら、テキストの末尾での入力作業などが可能です。
『ウィンドウ一覧』は、編集テキストの一覧・Grep などの WZ アプリ・開いたファイルの履歴・フォルダのファイル一覧を表示します。
すぐに目的のテキストに切り替えることができます。
校正を支援します
文字種類別の全角/半角の変換、タグや空白行の削除、高速一括置換によって、テキストの体裁を整えることができます。
用語統一で、表記のゆれを統一することができます。
簡単なテキスト形式の辞書を作成しておくと、一括で原稿をチェックし、一覧を確認しながら表記を修正できます。
[用語統一の実行]
テキスト形式で体裁を整えて執筆できます
﹇青空文庫組版、縦書き、見開き、ルビの表示﹈
PDF、EPUB、HTML に出力できます
作成したテキストは PDF、EPUB、HTML に出力することができます。
文字数・行数・フォントなどの印刷設定は複数登録できます。
テキストファイルに印刷設定を埋め込むことも可能です。
[PDF 出力設定ダイアログ]
テキスト形式で整えた体裁で出力することができます。
HTML 出力の場合は、スタイルシートの指定にも対応します。
ファイラーやプログラミングマクロを使用できます
﹇ファイラー/2画面/プレビュー表示﹈
キーボードマクロで、定型処理の複数のキー操作を記憶して繰り返し処理が可能です。
プログラミングマクロText-Cを使用すると、WZに機能やコマンドを追加したり、テキストベースのアプリケーションを作成できます。 ファイラーや Grep は Text-C で作成されています。 Text-C プログラムは、Windows の WZ EDITOR 10 と相互に互換性があります。