2008年07月20日
東京は大変な猛暑でした。党本部で行われた全日本民医連有志日本共産党後援会の各県連・事業所代表者会議で1時間あまり講演。︵写真は、代表世話人の鈴木先生と︶
全日本民医連は、全国各地の病院や診療所を中心に、無差別・平等の医療を提供しています。国保滞納者の保険証とりあげ、生活保護の老齢加算の廃止、病床削減など、政府の社会保障改悪による住民被害の独自調査と告発はマスメディアでもよく紹介されます。自民党I議員が攻撃したNHKスペシャル﹁セーフティーネット・クライシス﹂もそのひとつです。
後期高齢者医療制度の中止・撤回の署名を100万位単位で集め、世論を盛り上げ、野党共同の廃止法案提出につなげました。後期高齢者医療制度で﹁7割の世帯が保険料が安くなった﹂という厚生労働省の説明に対し、真っ向から反証したのも全日本民医連の調査でした。6000件余のききとり調査で﹁保険料が下がった﹂と解答したのは1割もいなかったのです。この調査は国会論戦でも大きな力を発揮しました。
こうして運動と世論で政治を動かしてきた全日本民医連の有志でつくる日本共産党後援会。さすがに、講演への反応がよく、大変しゃべりやすかったです。締めくくりに、�@医療を通じて国民の苦しみを肌でつかんでいるみなさんが、苦しみの根源である自民党政治を根本から変えるたしかな力、日本共産党前進の先頭に立ってほしい、�A生活苦と﹁自己責任﹂の﹁二重の苦しみ﹂に直面している若い世代のなかでの活動に力を入れてほしい、と私からの期待を述べさせていただきました。
夕方、帰阪。大阪もムッとくる暑さでした。
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