このページは開発終了した初代MachiKaniaのページです。 Raspberry Pi Pico搭載モデル「MachiKania type P」はこちら(2022.8.27〜) PIC32MX上位モデル「MachiKania type M」はこちら(2018.8.3〜) 2代目モデル「MachiKania type Z」はこちら(2016.8.5〜) |
電源 | 5VのACアダプタ利用がお勧め。3.3Vはレギュレータで降圧する |
PICkit3 | ブートローダの書き込みに必要。PIC32に書き込みができれば他のものでもOK ブートローダ書き込み済みマイコンを購入すれば不要(入手方法) |
SDカード | 1GBもあれば十分。マイクロSDカードでも可 |
パソコン | PICkit3利用時、SDカードの初期コピー作成時に使用 |
SDカードリーダライタ | パソコン連携する際に必要 |
テレビ | ビデオ入力端子のあるもの。パソコンのビデオキャプチャユニットなどでも利用可能 |
PS/2キーボード | BASICプログラムを組む際必要 |
ビデオケーブル、音声ケーブル | テレビに接続します |
※MPLAB IPEでPICkit3から電源を供給する方法 右図の手順�Bの代わりに、以下の設定をします。 [Settings]-[Advanced Mode]とし、パスワード「microchip」でログオン。左ボタンの「Power」メニューで[VDD]を3.3V選択し、[ICSP Options]の[Power Target Circuit from Tool]にチェックを入れる。あとは左ボタンで[Operate]に戻る。 |
Raspberry PiでPICのフラッシュメモリに書き込む方法 Raspberry Piがあれば、PICkit3等がなくてもPickleというフリーソフトを使ってPICに書き込むことができます。上記回路図でPICkit3からつながる3つのピンが、抵抗3本をはさんでRaspberry Piに変わるだけです。また、電源もRaspberry Piから取れます。以下に簡単な説明を記載しました。 ラズパイでPIC32MXに書き込み |
MachiKania BASICシステムではSDカードまたはマイクロSDカードが必須です。FAT16およびFAT32フォーマットに対応しています。容量は1GBもあれば十分です。先ほどダウンロードしたファイルからbootloader.hex以外の拡張子「HEX」のファイルと拡張子「BAS」のファイル、および「MACHIKAN.INI」をパソコンに接続したSDカードリーダライタを使って、SDカードにコピーします。本システムはディレクトリ構造には対応していませんので、ファイルは全てルートディレクトリにコピーしてください。このSDカードはいつもMachiKaniaのSDカードスロットに挿入しておいてください。
ここまでに紹介したシステムに関するファイルをダウンロードできます。
PIC32MX170F256B/PIC32MX270F256Bをお持ちの方は、グラフィック機能追加など機能アップしたMachiKania type Zをご利用ください。「MachiKania type Z」用ファイルはこちらから
Download | 動作に必要なファイルとサンプルファイル一式(bootloader.hex以外はSDカードにコピーする) | |
bootloader.hex | ブートローダ本体。PICkit3等を用いてPICマイコンに書き込む | |
MACHIKAN.HEX | MachiKania BASICシステム。SDカードに入れてブートローダから書き込みと実行 | |
MACHIKAN.INI | MachiKania BASICシステムの設定ファイル | |
その他ファイル | 「.BAS」ファイルはBASICサンプルプログラム。「.HEX」ファイルはブートローダで起動可能な実行ファイル(C言語で作成したサンプルゲーム) | |
Download | ソースファイルおよびライブラリファイル一式 | |
ps2keyborad.X.a | PS/2キーボード用ドライバ | |
lib_colortext32.a | カラーテキストビデオ出力ライブラリ | |
libsdfsio.a | SDファイルアクセス用ライブラリ | |
App_32MX250F128B.ld | ブートローダ対応プログラムを作成するためのリンカースクリプト | |
その他ファイル | MachiKania BASICシステムソースファイル。LGPL(v2.1)のライセンスに基づきソース公開しています。 |
ここからはMachiKaniaのより詳細な使い方や機能の説明をします。
使用マイコン | Microchip社PIC32MX250F128B(PIC32MX150F128Bも使用可) |
動作クロック | 57.27272MHz (MachiKania BASICシステム利用時) |
使用可能RAM容量 | BASIC利用時は約25Kバイト |
搭載言語 | BASIC コンパイラー KM-1120 |
エディタ機能 | 20,000文字まで入力可能 |
映像方式 | NTSCカラーコンポジット(SDTV) |
記録メディア | SDカードまたはマイクロSDカードが使用可能。FAT16またはFAT32フォーマット。ファイル名は英数字と一部記号のみ、8文字+拡張子3文字まで(大文字、小文字の区別なし) |
キーボード | PS/2キーボードを接続可能(日本語およびUS配列に対応) |
表示文字数 | 30文字(横)×27文字(縦) |
表示色数 | 256色同時表示可能、カラーパレットでRGBそれぞれ8ビット指定 |
ユーザ定義文字(PCG)機能 | あり(256文字) |
音楽再生機能 | あり(ABC記譜法) |
項目名 | 設定内容 |
106KEY | 日本語キーボードに設定 |
101KEY | USキーボードに設定 |
NUMLOCK | 起動時Num Lockキーオン |
CAPSLOCK | 起動時Caps Lockキーオン |
SCRLLOCK | 起動時Scroll Lockキーオン |
ABS | 絶対値を返す |
ASC | アスキーコードを返す |
KEYS | ボタンの押下状態を返す |
LEN | 文字列の長さを返す |
READ | DATA文のデータを順に読み出す |
RND | 擬似乱数を返す |
SGN | 符号を返す |
TVRAM | ビデオメモリの内容を読み出す |
VAL | 文字列から数値に変換 |
CHR$ | アスキーコードから文字に変換 |
DEC$ | 10進数の文字列を返す |
HEX$ | 16進数の文字列を返す |
INKEY | 押されているキーのキーコードを返す |
INPUT$ | キーボードから文字列入力する |
CLS | 画面消去 |
COLOR | テキストの色指定 |
CURSOR | カーソル位置指定 |
DATA | データ列を指定 |
DIM | 配列の宣言 |
END | プログラムの停止 |
FOR TO 〜 NEXT | 繰り返し実行 |
GOSUB | サブルーチンを呼び出す |
GOTO | ジャンプ |
IF THEN | 条件付き実行 |
LABEL | ジャンプ先の登録 |
MUSIC | 音楽を再生 |
PALETTE | カラーパレットを設定 |
PCG | ユーザ定義フォントの設定 |
表示 | |
RESTORE | DATA読み出し開始位置指定 |
RETURN | サブルーチンから戻る |
SCROLL | 画面をスクロールする |
SOUND | 効果音を鳴らす |
USEPCG | ユーザ定義フォント使用宣言 |
WAIT | 60分の1秒単位のウェイト |
-(単項演算子) | 符号反転 |
*, /, % | 乗除算、剰余 |
+, - | 加減算(+は文字列連結にも使用) |
<, <=, >, >= | 整数の大小比較 |
=, != | 整数が等しいか等しくないか |
XOR | XORビット演算 |
AND | ANDビット演算 |
OR | ORビット演算 |
MachiKania向けにより高度なプログラムを作成する方法として、C言語によるプログラムがあります。MachiKaniaの専用ライブラリおよびリンカースクリプトを用意しており、マイクロチップ社のMPLAB X IDE、XC32コンパイラを使用して作成することができます。(詳細は別途)
右画面はC言語で作成したサンプルゲームです。
HEXファイルのダウンロード |
プリント基板、およびブートローダ書き込み済みのPICマイコンを購入することができます。
![]() Assemblage | 秋葉原にあるハンダ付けができるスペースです。プリント基板の販売をお願いしました。本当はIchigoJamの展示場所ですが、同じBASICマイコン仲間として、MachiKaniaの展示機を設置していただきました。 また、PIC32MXのフラッシュ書き込み器も使用させてもらえます。(2016.5.1現在) |
![]() オレンジピコショップ | ORANGE picoはMachiKaniaと同じPIC32MXで動作するBASIC搭載マイコンボードです。Webショップを開設されており、MachiKaniaのプリント基板も取り扱っていただきました。 また、MachiKaniaのブートローダプログラムを書き込み済みのPIC32MX170F256Bの販売をお願いしたところ、快く引き受けていただきました。これを購入すればPICkit3等の書き込み器がなくてもMachiKaniaを製作することができます。(PIC32MX170F256BでもMachiKaniaは問題なく動作します。) プリント基板と必要な部品一式のセット品も発売されました。(2016.9) |
ケンケンのホームページ掲示板 | プリント基板は私の掲示板からも直接お申し込みいただけます。 |
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