長期間の使用で重くなったFirefoxを一瞬で軽くする方法
2010年05月11日 パソコン(PC)
![](https://zapanet.info/blog/images/201005/monkey_s.jpg)
1.Firefoxのデータが保存されているディレクトリを開く(たとえばWindows7なら、下記ディレクトリ)。
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Mozilla\Firefox\Profiles\適当な文字列.default
2.そして、以下のsqliteファイルを削除する(削除が怖いならリネームや他の場所に移動させておくと良い)。
places.sqlite
おしまい。
長期間Firefoxを使っていると、キャッシュがたまってどんどん遅くなってきてしまいます︵これはFirefoxの仕様です︶。特にplaces.sqliteファイルはどんどん肥大化していき、数MB〜数十MBまで膨れあがっていきます。こうなってしまうと、インストール初期の頃に比べて、Firefoxのパフォーマンスは相当落ちています。そこで、places.sqliteファイルを削除し、すっきりクリーンにすることで、動きが元の通り速くなる、というわけです。
places.sqliteを削除することによって、閲覧ページの履歴、faviconなどのキャッシュが削除されます︵履歴とfaviconが必要な人は削除しないようにしてください︶。ブックマークのデータ等は消えない他、クッキーも消えないようです︵追記‥﹁厳密にはbookmarkbackupsフォルダにバックアップされたデータから復元﹂されるそうです︶。
Firefoxのsqliteをきれいにするプラグインはいろいろ出ていますが、使ってみてどれも完璧な速さになったことはありません。プラグインによって必要のないsqliteファイルのデータをVACUUMしたとしても、完璧にきれいにはならないからです。
一方、思い切ってplaces.sqliteを削除すると、簡単にきれいに速くなります︵削除した後は、また自動的に新しいplaces.sqliteが作成されます︶。1ファイル削除するだけなので、とても簡単です。個人的にはプラグインでplaces.sqliteを調整するより、こっちのplaces.sqlite削除方法を用いて軽くしています。Firefoxでfaviconを保存する設定の場合、多くのサイトにアクセスするほどplaces.sqliteのデータが増えていくので、重くなってきたら全て削除してしまうのが簡単です。消えたfaviconはもう一度そのサイトにアクセスすれば保存されるので、また普通に使えるようになります。
長期間使用してFirefoxが重くなってきたなぁと感じたら、騙されたと思ってplaces.sqliteを削除してみると、かなり軽くなります。
なお、places.sqlite削除は、他に不具合などあるかもしれません。本当に騙すことになってしまうこともありえますので、ご利用の際は自己責任でお願いします。
関連リンク‥prefs.jsを削除して、Firefoxのメモリ使用量を削減!
追記 ︵2010/5/12︶ はてなブックマークコメント、Re:長期間の使用で重くなったFirefoxを一瞬で軽くする方法、useWill.comからいただいた情報等を追記します。 places.sqliteファイルの場所︵WinXP、Win2000の場合︶ C:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\Mozilla\Firefox\Profiles\適当なファイル名.default places.sqliteファイルの場所︵Macの場合︶ /Users/[ユーザID]/Library/Application Support/Firefox/Profiles/[ランダムな文字 列].default places.sqliteを削除する場合、Firefoxを起動していない時に削除します。次回Firefox起動時に、自動的に新しいplaces.sqliteが作成されます︵この時、bookmarkbackupsからブックマークをバックアップするそうなので、タイミングによっては直近のブックマークが復活しない場合がありそうです︶。 places.sqlite削除の効果ですが、Firefoxインストール時の速さに近づくというだけで、元々のFirefoxのパフォーマンスより速くなったりはしません。データがたくさんたまっている人、つまり多くのWebサイトにアクセスし、長期間使っているFirefoxヘビーユーザーほど、軽さを実感できると思います。places.sqliteファイルが10MBを越えている人は特に効果的です。 また、﹁アドオン使えば?﹂という声や﹁メニューから必要な項目だけ削除すれば?﹂という声もあったりしますが、最適なアドオンを探したりどれが必要な項目かを探したりせず、﹁たった一つのファイルをサクッと削除するだけ﹂なのが個人的に気に入っている理由です。履歴やfaviconファイルまで消えたり︵だからこそ速くなるわけですが︶、その他にも何か不具合があったりするかもしれませんので︵無数のアドオンの利用状況まではわかりませんし︶、ご利用は自己責任でお願いします︵自分は問題なく使えています︶。
追記 ︵2010/5/12︶ はてなブックマークコメント、Re:長期間の使用で重くなったFirefoxを一瞬で軽くする方法、useWill.comからいただいた情報等を追記します。 places.sqliteファイルの場所︵WinXP、Win2000の場合︶ C:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\Mozilla\Firefox\Profiles\適当なファイル名.default places.sqliteファイルの場所︵Macの場合︶ /Users/[ユーザID]/Library/Application Support/Firefox/Profiles/[ランダムな文字 列].default places.sqliteを削除する場合、Firefoxを起動していない時に削除します。次回Firefox起動時に、自動的に新しいplaces.sqliteが作成されます︵この時、bookmarkbackupsからブックマークをバックアップするそうなので、タイミングによっては直近のブックマークが復活しない場合がありそうです︶。 places.sqlite削除の効果ですが、Firefoxインストール時の速さに近づくというだけで、元々のFirefoxのパフォーマンスより速くなったりはしません。データがたくさんたまっている人、つまり多くのWebサイトにアクセスし、長期間使っているFirefoxヘビーユーザーほど、軽さを実感できると思います。places.sqliteファイルが10MBを越えている人は特に効果的です。 また、﹁アドオン使えば?﹂という声や﹁メニューから必要な項目だけ削除すれば?﹂という声もあったりしますが、最適なアドオンを探したりどれが必要な項目かを探したりせず、﹁たった一つのファイルをサクッと削除するだけ﹂なのが個人的に気に入っている理由です。履歴やfaviconファイルまで消えたり︵だからこそ速くなるわけですが︶、その他にも何か不具合があったりするかもしれませんので︵無数のアドオンの利用状況まではわかりませんし︶、ご利用は自己責任でお願いします︵自分は問題なく使えています︶。