最終局に関するaround89nのブックマーク (5)
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第4期に入ったヒューリック杯白玲戦・女流順位戦はいよいよ佳境を迎え、全クラスで最終戦を残すのみです。 この記事では、A級の挑戦争いと残留争い、B~D級の昇級争いについて解説していきます。 各クラスの全成績については、日本将棋連盟HPの公式ページよりご確認ください。A級 挑戦、残留、ともに一騎討ち 挑戦争いは一騎打ちに 8回戦では、福間女流五冠、伊藤女流四段がともに2敗勢との直接対決を制しました。結果的にこの二人の一騎討ちとなり、最終戦で直接対決を迎えます。 福間女流五冠が勝てば挑戦権獲得、伊藤女流四段が勝てば二人によるプレーオフとなります。 対戦成績では福間女流五冠が27勝10敗とリードしており、星の差を考えても有利な状況です。伊藤女流四段としては初挑戦目指して、目の前の一戦に集中するのみでしょう。 塚田女流二段の結果により、最終的な残留者が決まる 渡部女流三段の降級が決まっており、残り
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先手の伊藤七段が守りを固めて攻めの機会をうかがう一方、後手の藤井八冠は持ち駒の﹁角﹂を起点に盤面を広く使って攻撃を仕掛け、徐々に形勢を有利にします。 伊藤七段は持ち時間を使い切り、1手を60秒未満で指す﹁1分将棋﹂に入っても粘りを見せますが、藤井八冠は手を緩めずに攻めきり午後6時2分、伊藤七段が132手までで投了しました。 この結果、ともに2勝2敗となり、決着は最終局の第5局に持ち込まれました。 去年、史上初めて八大タイトルを独占した藤井八冠は、ことしに入って﹁王将﹂、﹁棋王﹂、﹁名人﹂を相次いで防衛し、6月6日に開幕する﹁棋聖戦﹂五番勝負でも山崎隆之八段︵43︶との防衛戦に臨みます。 一方、伊藤七段は、去年の﹁竜王戦﹂、ことしの﹁棋王戦﹂で藤井八冠に挑戦しましたが、いずれも敗れていて、3度目の挑戦で初めてのタイトル獲得を目指します。 ﹁叡王戦﹂第5局は6月20日に甲府市で行われます。
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第81期名人戦・順位戦は、B級1組~C級2組の各クラスで最終戦を残すのみだ︵延期分除く︶。B級2組では藤井聡太竜王︵20︶のライバルと目される棋士達が昇級を決めるなど、3名の昇級者が全て決まった。 一方でB級1組とC級1組は一人も昇級者が決まっていない。 降級や降級点の行方も気になるところだ。 順位戦は最終戦にドラマが起こる。 各クラス最終戦を迎えての状況と注目ポイントをまとめた。B級1組 可能性を残すのは表の3名のみ 昇級者が一人も決まらず、高いレベルでの争いが続いている。2つの昇級枠を争うのは表の3名に絞られた。 昇級の条件は下記となる。 中村七段・・・自身○or佐々木か澤田が● 佐々木七段・・・自身○or澤田が● 澤田七段・・・自身○and中村か佐々木が● 中村七段︵34︶の最終戦の相手は羽生善治九段︵52︶。この大一番で数々の名勝負を繰り広げてきたレジェンドと初めて順位戦で対
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西山朋佳白玲への挑戦権と昇級を目指す第2期ヒューリック杯白玲戦・女流順位戦は7月15日︵金︶のC級一斉対局をもって全対局を終了した。A級では里見女流四冠が最終戦に勝って挑戦権を獲得。C・D級では順位戦ならではのドラマが待ち受けていた。 時系列で最終戦の様子をお伝えする。7月11日D級一斉対局 最初に行われたD級一斉対局は、まさに筋書きのないドラマだった。 勝てば昇級負ければ脱落の大一番、山口恵梨子女流二段ー高浜愛子女流1級は、中盤で山口女流に落手があり高浜女流1級が必勝態勢に。 逆転の目が生じるとは思えない将棋だったが、最後の最後に山口女流二段が﹁これしかない﹂という奇跡的な筋の詰みで大逆転勝利。昇級をもぎとった。 最終戦を自力︵※︶で迎えたのは田中沙紀女流2級︵当時︶と中村桃子女流二段。 ※この場合の自力は、自身が勝てば他の結果にかかわらず昇級が決まることを示す 田中女流2級は苦戦
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将棋の第2期清麗戦5番勝負の最終第5局が18日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、後手の里見香奈清麗︵28︶=女流名人、女流王位、倉敷藤花=が挑戦者の上田初美女流四段︵31︶に146手で勝ち、対戦成績3勝2敗で初防衛を果たした。 里見の開幕2連勝の後、上田が2連勝を返して最終局までもつれ込んだシリーズ。再び激闘となったが、最後の最後で正着を続けた里見が白星をさらった。両者は2012年度、16年度の女流名人戦5番勝負でもフルセットの激闘を演じており、いずれも最終第5局は将棋大賞の名局賞特別賞を受賞している。 女流棋界屈指の﹁激闘カード﹂を制し、連覇を飾った里見は﹁︵連敗で︶流れは悪かったのですが、結果を残したことに関しては、良い経験だったのかな、と思います﹂とシリーズを振り返った。名勝負を続けている上田については﹁上田さんは出産を経て大変な中で調整をされていたと思いますが、時間も少ない中ですご
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