ハーバード大学などの研究チームは中性原子を使ったエラー訂正技術で量子コンピューターの課題を克服した︵写真:クエラ・コンピューティング︶米Harvard University︵ハーバード大学︶を中心とする研究チームが、2023年末に量子コンピューター業界に大きな衝撃を与えた。量子コンピューターの最大の課題である﹁量子誤り︵エラー︶﹂を訂正する技術を開発したからだ。量子コンピューターは新しい局面を迎えている。量子エラー訂正技術の開発で量子コンピューターのさらなる進化が期待されるこれまでの量子コンピューターは﹁ハイブリッド量子コンピューティング﹂と呼ぶ、古典コンピューターを組み合わせる方式が長く研究