出土した鼉龍文盾形銅鏡。盾と鏡を合わせたようなデザインで、鼉龍文や幾何学文様など精緻な装飾が特徴的。中央の丸い突起はひもを通す「鈕」=奈良市教委提供 奈良市にある国内最大の円墳、富雄丸山古墳(4世紀後半、直径109メートル)の未盗掘の埋葬施設から、過去に類例のない盾形の銅鏡(長さ64センチ、幅約31センチ)と蛇行剣と呼ばれる鉄剣(全長237センチ、幅約6センチ)が出土した。いずれも国産とみられる。盾形銅鏡は国内で出土した銅鏡で最も大きく、裏面には精緻で複雑な文様が施されていた。蛇行剣は曲がりくねった刃が特徴で、古墳時代の鉄剣としては東アジア最大、蛇行剣では国内最古という。25日、発表した市教委と奈良県立橿原考古学研究所は「古墳時代の金属器の最高傑作」と評しており、国宝級の発見といえる。 埋葬施設は、墳丘から北東方向にせり出した「造り出し」で見つかった。木の幹を二つに割り、内部をくりぬいて被
水が汚染されると身を守る習性を利用一般的な淡水の二枚貝は通常、上下の貝殻の間を僅かに(2~3mm)開けていますが、水が化学物質や重金属などによって汚染されると、貝殻の隙間をギュッと閉じて身を守る習性があります。 今回のシステムは、この貝の習性を利用したものです。 首都ワルシャワに水を供給するメインポンプには、8匹の淡水生の二枚貝(イシガイ類)がセンサーと共に貼り付けられています。 貝に取り付けられたセンサーはメインポンプの制御システムと直接つながっており、貝が水を有毒だと判断して貝殻を閉じると、都市への給水が自動的に止まるというわけです。 しかし、なぜポーランド当局は、よりによって貝を選んだのでしょうか?
米メリーランド州ベセスダのディスカウントショップ(2020年3月16日撮影)。(c)MANDEL NGAN / AFP 【3月18日 AFP】米北西部オレゴン州ニューポート(Newport)の警察は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)を懸念する市民に対し、トイレットペーパーがなくなっても、緊急通報番号「911」に電話をかけないよう呼び掛けている。 新型ウイルスの感染拡大を受けて、外国だけでなく米国各地でもパニック買いが発生。スーパーマーケットではしばしば、手指用の消毒液やミネラルウオーター、トイレットペーパーなどの商品が売り切れている。 ニューポート警察はフェイスブック(Facebook)に、「こんなことまで投稿しなければならないなんて信じられないが、トイレットペーパーが切れたからといって911番に電話をかけないように」「われわれの支援がなくても大丈夫」と投稿した。 同警察
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ロシアで出土したマンモスの冷凍標本を展示する「マンモス展」を開催していた国立の日本科学未来館(東京・台場)で、同館館長で宇宙飛行士の毛利衛氏(71)が、展示中の「マンモスの毛」の箱から毛を1本抜き取っていた。毛は展覧会後も返さず、秘書が持っていた。毛利氏は取材に「きっと何かの間違いで戻していないだけ。間違いを直して、すみませんと謝って返す」と答えた。 【写真】福岡市科学館で巡回開催中の「マンモス展」で、来場者がじかに触れる「本物のケナガマンモスの毛」=2019年11月、福岡市中央区、島崎周撮影 関係者によると、毛利氏は米俳優のブラッド・ピットさんにマンモス展を見学してもらうため、興味を引く小道具にしようと毛を抜いたという。 マンモスは約4千年前に絶滅したとされるが、ロシア連邦サハ共和国で近年、地球温暖化で解けた永久凍土から生々しい状態で発掘されている。未来館でのマンモス展は、サハ共和国の協
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