鴻上尚史の人生相談。「今の友達グループに、本当の友達はいない」と相談者。自分はいつも最下層扱いと下を向く相談者に鴻上尚史が提案した「おみやげの渡し合い」とは? 【相談10】本当の友達がほしいです(相談者・17歳 女性 あさひ) 女子高に通っている高校2年の17歳です。相談は、学校があまり楽しくないことです。 2年になって、5人の仲良しグループに入りました。授業の移動もランチも、みんな一緒です。ときどき、放課後にケーキの食べ放題にいったりもします。夏休みもいっしょに海に遊びにいきました。 でも、私は5人のなかで、いてもいなくてもいい感じなんです。遊びの決め事とかあっても私に相談なしに決まっていることもよくあります。夏休みの遊びの計画も知らないうちに先に日程も決まって、「行けるでしょ?」っていう感じでした。4人のうち誰かが話しはじめても、私の方を向いて話すことはほとんどありません。私の意見を聞
鴻上尚史の人生相談。6年間を中高一貫の男子校で過ごし、女子への接し方がわからないと告白する18歳男子。「ダサいヤツ」にならない方法を訊ねる相談者に鴻上尚史が教える「絶対に選んではいけないサークルとバイト」とは? 【相談59】6年間、中高一貫男子校で過ごし、女子への接し方がわからないです(相談者・18歳 男性 ポンプ) 鴻上さんこんにちは。18歳の高校3年生です。 僕は、推薦で大学も決まり、来たる4年間の大学生活に夢をふくらませているのですが、ひとつ非常に心配していることがあります。 大学生になったら、ぜひ彼女をつくりたいのですが、僕は6年間中高一貫の男子校で過ごし、ほとんど女子と接触せずにきたため、どう接していいかわからないのです。 サッカー部とかバスケット部のやつらは盛んに合コンをしていたようですが、僕は文化部でとくにイケメンでもなく、そういった活動にまったく縁がありませんでした(あえて
陰謀論を信じる母に悩む28歳女性に、鴻上尚史が明かした「カルト宗教にハマった友人の洗脳を解いた」過去 鴻上尚史のほがらか人生相談~息苦しい『世間』を楽に生きる処方箋 鴻上尚史さん(撮影/写真部・小山幸佑) 写真は本文とは関係ありません(※イメージ写真/iStock) 作家・演出家の鴻上尚史氏が、あなたのお悩みにおこたえします! 夫婦、家族、職場、学校、恋愛、友人、親戚、社会人サークル、孤独……。皆さまのお悩みをぜひ、ご投稿ください(https://publications.asahi.com/kokami/)。採用された方には、本連載にて鴻上尚史氏が心底真剣に、そしてポジティブにおこたえします SNSを通じて陰謀論に傾倒するようになった母を心配する28歳女性。母を説得しても効果がなく「正直、負担」と悩む相談者に、鴻上尚史が語る「カルト宗教を信じる友人を洗脳から解いた」その後。 【相談113
鴻上尚史さん(撮影/写真部・小山幸佑) 写真は本文とは関係ありません(※イメージ写真/iStock) 作家・演出家の鴻上尚史氏が、あなたのお悩みにおこたえします! 夫婦、家族、職場、学校、恋愛、友人、親戚、社会人サークル、孤独……。皆さまのお悩みをぜひ、ご投稿ください(https://publications.asahi.com/kokami/)。採用された方には、本連載にて鴻上尚史氏が心底真剣に、そしてポジティブにおこたえします 怒るというより「虐める」に近いほど子供を叱りつけてしまうと落ち込む、3人の子育てに奮闘中の38歳母親。自分は性格破綻者なのかと自己嫌悪に陥る相談者に、鴻上尚史が「怒ることでは、子供は成長しない」と答えた意図は? 【相談82】子どもを叱り過ぎてしまい、怒るというか、むしろ「虐めている」に近い状況のときがあります(38歳 女性 ハルコ) 鴻上さん、はじめまして。38
TOP 著者一覧 コラムニスト 鴻上尚史 出産した娘から連絡がこないと嘆く57歳女性に、鴻上尚史が断言する「親が子供に絶対に言ってはいけない言葉」 出産した娘から連絡がこないと嘆く57歳女性に、鴻上尚史が断言する「親が子供に絶対に言ってはいけない言葉」 鴻上尚史のほがらか人生相談~息苦しい『世間』を楽に生きる処方箋 鴻上尚史さん(撮影/写真部・小山幸佑) 写真は本文とは関係ありません(※イメージ写真/iStock) 作家・演出家の鴻上尚史氏が、あなたのお悩みにおこたえします! 夫婦、家族、職場、学校、恋愛、友人、親戚、社会人サークル、孤独……。皆さまのお悩みをぜひ、ご投稿ください(https://publications.asahi.com/kokami/)。採用された方には、本連載にて鴻上尚史氏が心底真剣に、そしてポジティブにおこたえします 出産した娘から連絡がこず、どうしていいかわから
東京オリンピックの予算が、当初の7000億円から3兆円超になる見込みだそうです。 日本の国家予算が101兆円ですから、なんと、3%をオリンピックに使うわけです。 正気の沙汰とは思えませんね。 で、「誰が7000億円でできると計算したんだ?」とか「そもそも、温暖な気候って言った奴は誰だ?」「真夏の東京でやろうと旗振った責任者は誰だ?」と突っ込みたくなるのですが、すぐに、「そういう詳しいことを書いた書類はシュレッダーにかけました」と言われそうです。 はい、「桜を見る会」で政府は子供の言い訳レベルでねじ伏せられると味をしめましたからね。 ハードディスクにも残ってないし、残っていても公文書じゃないし、シュレッダーは障害者雇用の人がやったから遅かったし、反社会的勢力という定義はないし、適正に処理したなんて言うし、もう、どんな言い訳も通用する国になってしまいました。 仮にオリンピックで3兆円使っても、
餅井アンナ🥮『へんしん不要』よんでね @shokuniinsuru こういう文脈で女性を「手に入る」「イチゴ」って表現してしまうのはメチャメチャ危ないのですが、これに限らず比喩ってほんとは世間で認知されてる800倍くらいリスキーな表現方法だと思うんですよね…… dot.asahi.com/dot/2020030600… 2020-03-11 20:23:40 野梨原花南 @k_norihara 「女子との付き合い方がわからない」ってことは「人間との付き合い方がわからない」ってことでしかないので、まず「女子=自分だけに特別な感情を与えてくれる可能性のある性愛の対象の群」ってとこから考え直さないといけないんじゃない…? 2020-03-11 23:09:19
牛は食えるか、犬は食えないか? 『もの食う人びと』(共同通信社)がベストセラーになっている作家の辺見庸(へんみ・よう)さんにお会いしました。『もの食う人びと』は、世界中のさまざまな食い物を、まさに、「食う」という視点のみからルポした内容なのです。 この本があんまり面白かったので、いろんな質問をさせていただきました。 今までで、食べた物の中で、一番、美味しかったのはなんですかという質問に、「ピョンヤンで食べた犬料理ですね」と辺見さんは答えられました。 と、横にいた女性が、「ぎゃあー! いぬうううぅぅ!?」 と、絶妙のタイミングで、絶叫しました。 そういう反応に辺見さんは慣れているらしく、「ええ、犬料理です。サイゴンで食った犬料理は、だめでしたね。犬鍋なんですけど、手とか足とか毛がついたまま、そのままの形で、入ってるんですよ。でも、ピョンヤンの犬料理は、丁寧に身をほぐしていて、絶品でした」と、
『孤独と不安のレッスン』(鴻上尚史著・大和書房)より。 【不安とトラブルは違うと書きました。 そもそも、「考えること」と「悩むこと」は違うのです。 僕は22歳で劇団を旗揚げしました。今と違って、学生劇団からプロを目指すなんて、誰もやっていませんでした。当然、旗揚げの時は、不安でした。 早稲田大学演劇研究会という所にいたのですが、先輩が、僕に、「鴻上、劇団、どうするの?」と聞いてきました。 「今、どうしようか考えているんですよ。旗揚げしたほうがいいのか、やっていけるのか……」 と答えると、その先輩は、 「考えてないじゃん、悩んでるんだろう」 と言いました。えっ? という顔をすると、先輩は、 「考えることと悩むことは違うよ。考えるっていうのは、劇団を旗揚げして、やっていけるのかどうか――じゃあ、まず、今の日本の演劇状況を調べてみよう。自分がやりたい芝居と似たような劇団はあるのか、似たような劇団
鴻上尚史さん(撮影/写真映像部・小山幸佑) 「性暴力」「家庭内暴力」で被害者が責められる現実に悲嘆する30歳女性。周囲に打ち明けても自己責任を問われた過去に苦しむ相談者に、鴻上尚史が詳細に分析した「男性優位仮説が発動するとき」とは? 【相談210】性暴力でも、家庭内暴力でも、なぜ被害者の側が責められるのでしょうか(30歳 女性 こまち) こんにちは。いつも、回答を読んでハッとさせられて、自分にはない柔らかい考え方をたくさん学ばせて頂いています。 私の悩みは、なぜ、暴力の被害者は責められるのか、ということです。 私事になりますが、私の父はいわゆるDVをする人で、夫も、タイプは違うのですが、やはり手が出る人です。 夫とは、更生カウンセリングに共に通って、繰り返さないよう2人で取り組んでいます。 その中で、今まで、そして今も、暴力そのもの以上に苦しんでいることが、周りの人の言葉です。 学生時代の
― 週刊SPA!連載「ドン・キホーテのピアス」<文/鴻上尚史> ― NHKBS1の『cool japan』で「涼む」という特集をしました。日本人の夏の工夫です。 予想通りというか、外国人がまったく理解しなかったのは、「金魚」。 「魚を見て、どうして涼しくなるんだ?」「金魚以外も涼しく感じるのか? サバとかタイを見ても涼しいのか?」なんて疑問が連発しました。 「風鈴」も理解されないだろうなと思っていたら「いや、風が吹く。だから、鳴る。だから、音を聞くと風が吹いているんだなと想像できる。だから少しは涼しいと予想できる」という意外な意見が主流でした。 そうか、そうか、「風鈴」は理解できるのかとちょっと安心して「いや、待てよ。風を知るから涼しいのなら、『風鈴』じゃなくても木の葉とかでもいいの?」と聞くと「そうだよ。風で揺れるものならなんでもいい」と当たり前じゃないかという顔で、外国人全員に答えられ
リンク AERA dot. (アエラドット) 男子校出身の18歳に鴻上尚史が教えた「絶対に選んではいけないサークルとバイト」とは? 〈dot.〉 鴻上尚史の人生相談。6年間を中高一貫の男子校で過ごし、女子への接し方がわからないと告白する18歳男子。「ダサいヤツ」にならない方法を訊ねる相談者に鴻上尚史が教える「絶対に選んではいけないサークルとバ... 1064 users 191 …バッティング・センターに行ったことはありますか? バッティング・センターでは、球の速度によって、バッター・ボックスが分かれています。 90キロとか100キロとか120キロとかです。 4月、大学のクラスでいきなり可愛い女の子に話しかけるなんてのは、130キロぐらいのバッター・ボックスに立つことです。バットにボールが当たるわけがありません。そもそも、130キロは怖いです。 そういう時は、クラスで「男性と会話することに
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