ビデオゲームが必要とするデータ容量は、年を追うごとに増加しています。﹃Call of Duty﹄シリーズといったAAAタイトルともなると、100GBを超えるものも珍しくありません。ゲーミングPCや現世代機は、大容量︵PS5・Xbox Sereis Xの場合で1TB︶のストレージを備えていますが、ある程度まとまった数のゲームをインストールしようとすると、すぐに一杯になってしまいます。 今回は、﹁データ容量﹂に注目して、ビデオゲームの歴史を整理します。データ容量がどのように増大してきたか、そして時代ごとにどういった特徴があるかを示します。 この記事では、1980年代初頭から現代︵2023年︶までを、﹁ROMカセット期﹂﹁光学ディスクメディア期﹂﹁ダウンロード販売期﹂の3つに区分します。ただし、3つの時代ははっきりと区分できるものではなく、以下の図で示す通り、互いにオーバーラップがあります。 本
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