米マイクロソフトの最高プライバシー責任者 ピーター・カレン︵Peter Cullen︶氏は11月11日に会見し、現在ベータ版を配布しているWebブラウザ﹁Internet Explorer 8﹂︵IE8︶について、﹁法規制の要求以上に最も高いレベルのプライバシー保護機能を提供する﹂と語った。 マイクロソフトは同社製品のセキュリティホールに関連するアタックが頻発したことを受けて、セキュリティ、プライバシー保護を製品開発の最優先に据える﹁Trustworthy Computing﹂︵信頼できるコンピューティング︶の取り組みを2002年から行ってきている。カレン氏はインターネット上のプライバシー保護の重要性が高まっていることから﹁Trustworthy Computingは第2世代を迎えようとしている﹂と話した。 第2世代のTrustworthy Computingの活動を象徴するのがIE8だ。
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