つるはし
つるはし(鶴嘴・ツルハシ)は、先端を尖らせて左右に長く張り出した頭部をハンドル部分に直角に連結した道具であり、主に固い地面やアスファルトを砕くために使われる。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/d/d3/Pickaxe.jpg/200px-Pickaxe.jpg)
概要
日本におけるつるはし
日本では多くが土木工事のため用いられる。
頭部の張り出しが片側にしかない形状のものは“片鶴嘴︵かたつるはし︶”と呼ばれ、頭部の一方が平のみのように平たく広がっているものは“バチツル”と呼ばれる。名の由来は張り出し部の先広がりの形状が三味線のバチに似ているところから来たと考えられる。このタイプのものは主に樹木の根を切るために用いられる。
つるはしの形状等に関するJIS規格はないため、メーカーが異なるとハンドル部分と頭部部分が上手く合わないので注意が必要である。
寒冷地では氷を砕くのに使われ、用途上頭部の一方が斧状になった、よりピッケルに近い形状の商品も販売されている。