ラベル
容器もしくは物品に貼り付ける情報を印刷した紙状の物体
(レッテルから転送)
概要
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素材は、紙や合成樹脂が多い。保護や印刷のために、表面に特別な加工がなされたものも多い。裏面に既に接着剤・粘着剤が塗布されたシールである場合が多く、小売店などではリール状の剥離紙に等間隔に貼り付けたれたラベルを、ハンドラベラーあるいはシールピーラーなどで個々の商品の上に値札として貼り付けることが多い。
ただし、個別に糊付けするもの、包むような方法で、貼り付けせずに固定するもの︵例えば、ペットボトルのラベル︶、針金などでくくりつけるようなもの、対象に直接印字するものもある。
郵便物の表面に貼り付ける﹁宛名ラベル﹂、磁気的記録物の内容を表示するためにその本体やケースに貼り付けるラベルなども存在する。
なお、ラベルは、その利用のされ方から、印刷や接着剤・粘着剤との関係が深い。
レッテルに関しては﹁レッテルを貼る﹂など、研究者や社会的弱者に対する理不尽な揶揄としても知られている。
レッテルの語源
編集レッテルの語源はオランダ語(蘭語)の letter (文字を意味する)である[1]。この語は基本的に字母・文字という意味に過ぎないため、日本語における「ラベル」の意味として使われる「レッテル」は「和製蘭語」である。
脚注
編集出典
編集- ^ 【何でもランキング】このカタカナ語 何語由来?/第6位 レッテル『日本経済新聞』土曜朝刊別刷り「NIKKEIプラス1」2021年6月26日(同日閲覧)