拳銃
概要
編集1.弾頭
2.薬莢
3.火薬[注 1]
4.リム(外枠)
5.雷管
名称について
編集構成要素・アタッチメントについて
編集メンテナンス・保持方法について
編集用途について
編集軍事用途
編集![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/9a/Istanbul.Topkapi075.jpg/250px-Istanbul.Topkapi075.jpg)
警察・治安維持部隊用途
編集拳銃は警察官の基本装備として各国で広く使用されている。
米国では、かつては安価で扱いやすく信頼性が高いリボルバーが一般的だった。しかし犯人側の重武装化に対して警察側の火力不足が目立つようになり、特に1997年のノースハリウッド銀行強盗事件を契機として、現在ではほぼすべて多弾数のオートマチックへ移行した。世界的にも自動拳銃が主流となりつつあるが、大規模な銃撃戦が稀な日本では、リボルバーは軽量である、操作が容易、調達価格などの理由からいまだ警察用拳銃の主流となっている。また中国の武装警察のように、既存装備のオートマチック拳銃を新開発のリボルバーに切り替える国もある。従前の軍用拳銃の流用では警察用として威力が過大であること、ゴム弾が使用できることが理由という[12]。
信号・照明用
編集信号拳銃と呼ばれる専用の拳銃が存在しており、軍隊や民間で連絡や遭難時に使用される。
犯罪用途
編集隠し持てるため、犯罪に多用される。そのため所持規制を課している国家が多い。
市民の自衛用
編集元は比較的容易に所持登録できたが、1970年代以来、規制が強化されていった。
現在一部の国は市民が自衛用に所有することを認めているが、持ち歩く携帯は別の許可を要する場合が多い。
競技用
編集射撃競技のピストル種目に使用する。最初から競技用として設計されたものと、既に製造された銃を競技向けに改造したものがある。
狩猟用
編集拳銃の種類について
編集拳銃には、単発式・複銃身式・回転式・自動式といった種類に大別される。
単発式・複銃身式拳銃
編集回転式拳銃
編集自動式拳銃
編集マシンピストル
編集射撃操作について
編集握り方
編集サイド・グリップのように照準がつけられない握り方や、半自動式拳銃のギミックが十分に機能しない銃器誤動作が起きる握り方Limp wristingもある[16]。また、カップ&ソーサーやティーカップと呼ばれる持ち方だと反動を抑えきれない場合もある[17]。
射撃姿勢(スタンス)
編集![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/9c/78089_-_Target_practice_for_Iraqi_Police_in_Mosul_%28Image_1_of_5%29.jpg/220px-78089_-_Target_practice_for_Iraqi_Police_in_Mosul_%28Image_1_of_5%29.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/fc/US_Navy_031104-N-1693W-038_Electronics_Technician_3rd_Class_Jeremy_Aragon_practices_drawing_and_firing_the_M9_Beretta.jpg/220px-US_Navy_031104-N-1693W-038_Electronics_Technician_3rd_Class_Jeremy_Aragon_practices_drawing_and_firing_the_M9_Beretta.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/6/66/Soldier_Sikh_LI_INF_of_the_Indian_Army_practices_aim_during_MALABAR_2006.jpg/250px-Soldier_Sikh_LI_INF_of_the_Indian_Army_practices_aim_during_MALABAR_2006.jpg)
回転式拳銃の射撃操作について
編集回転式拳銃の基本的な射撃操作と、拳銃の挙動は以下の通りだが、競技用拳銃などに操作の異なるものがある。
シングルアクション
編集ダブルアクション
編集自動式拳銃の射撃操作について
編集性能について
編集- 弾薬
距離 (ヤード) |
距離 (メートル換算)[注 12] |
命中率 (パーセント) |
---|---|---|
0 - 2 | 0 - 2.7 | 38 |
3 - 7 | 2.7 - 7.3 | 17 |
8 - 15 | 7.3 - 14.6 | 9 |
16 - 25 | 14.6 - 23.8 | 8 |
25+ | 23.8+ | 4 |
不明 | - | 2 |
拳銃の所持規制について
編集日本
編集過去に所有していた職業
編集競技用拳銃の所持について
編集競技人口の少なさから普及しているとは言い難いが日本においても射撃競技用としての所持は可能であり、所持許可を受けている者は自衛官、警察官に多いが若干ながら民間での所持者も存在する。ビームピストル、エアピストル競技で所定の成績をあげた者が対象となるが、公安委員会が日本全国で拳銃を所持できる競技者数を50人に制限している(エアピストルは500人、ビームピストルは許可不要)。
所定の成績であるエアピストル4段の選手が日本には少ないため、50人の上限に対して常に空きがあり、許可申請があれば認められる状態となっている。また、所持が許可されても自宅に保管することは許されず、通常は所轄の警察署の管理下に置かれ、練習や競技時には事情を申告した上で持ち出さなければならない。
古式銃の所持について
編集その他の国の規制
編集製造について
編集- メーカー
拳銃一覧へのリンク
編集- リボルバー
- オートマチック
- その他
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拳銃の文化
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集参考文献・関連書籍
編集関連項目
編集- ペッパーボックスピストル(基本的には拳銃史初期のパーカッション式。現代技術をもとに開発された製品もあり。)
- Pistol-whipping - ピストルを鈍器として殴りつける格闘法である。
- ショートバレルライフル、ソードオフ・ショットガン - 短銃身に改造もしくは製造され、携帯できるようにしたライフルとショットガン。スラブ語圏では、Обрез(オブレツ)と一括りにされる武器。一部の武器は、法律上ハンドガンとして扱われる。