麻薬取締員(まやくとりしまりいん)とは、麻薬取締や薬物の不正ルートの解明などの薬物犯罪捜査や正規麻薬(医療用などの目的で許可を受けて合法的に使用される麻薬)の不正使用・横流し・盗難等の監視・捜査を行う任務につく都道府県の職員である。俗に麻薬Gメンマトリ(もしくは、第二の麻薬Gメン、第二のマトリ)ともよばれる。

位置

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麻薬取締官と似ているが、麻薬取締官は厚生労働省地方厚生局麻薬取締部に所属する国家公務員であるのに対し、麻薬取締員は都道府県に所属する地方公務員である。

任命

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都道府県の薬事担当課の職員の内から、管轄する地方裁判所に対応する検察庁の検事正と協議の上で都道府県知事から任命される。

人事交流により一時的に厚労省麻薬取締部に出向する職員も極少数だが確認されている。

権限

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[1]

58

56

定員

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86542174

脚注

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  1. ^ 麻薬取締官および麻薬取締員は、全員が司法警察員であり、司法巡査の麻薬取締官および麻薬取締員は存在しない。

関連項目

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参考文献

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  • 鈴木陽子『麻薬取締官』集英社、2000年。ISBN 4087200515 

外部リンク

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