乾漆造

漆工の技法の一つ
脱活乾漆造から転送)



[1]

78退

彫像における乾漆造の種類

編集

乾漆造には麻布を1センチほどの厚みに貼り重ねて形成する「脱活乾漆造」と、これを簡略化した技法と思われる「木心乾漆造」がある。

脱活乾漆造

編集



1使




木心乾漆造

編集

[2]

[2]











2



便

代表的な作品

編集
  • 興福寺 八部衆立像(阿修羅像含む)
  • 興福寺 十大弟子立像
  • 葛井寺(大阪) 千手観音坐像

木心乾漆造の乾漆仏

編集
  • 唐招提寺金堂 千手観音立像、薬師如来立像
  • 聖林寺(奈良) 十一面観音立像
  • 観音寺(京都) 十一面観音立像
  • 興福寺北円堂 四天王立像

木彫に木心乾漆技法併用の乾漆仏

編集

脚注

編集
  1. ^ この技法は現在の繊維強化プラスチックと同じである。
  2. ^ a b 久野健 編『彫刻』<日本史小百科>、近藤出版社、1985年 pp.126-129.

関連項目

編集